『ゼビウス』を出力すると、まんまテーブル筐体に! これは80年代のゲーセンを完全再現できるクオリティ!!

1978年に発売されたゲーム『スペースインベーダー』の大ブームで全国の喫茶店に大拡散したゲームマシン、テーブル筐体(きょうたい)。

その後、『パックマン』や『ゼビウス』などの名作ゲームにも使用されたが、ここ10年ほどは目撃情報が減少気味…。

そんな中、段ボール製の簡易防音室「だんぼっち」のヒットで注目のメーカー・VIBEが、テーブル筐体をまさかの大復刻! これ、見た目も質感も当時の筐体まんまなんですけど?

「当時の筐体から採寸していますので、そのまんまです。本体はハニカム素材という緩衝材に使用される段ボールに木目のシートを貼っただけなんですが、制作者の僕らもびっくりするほど、テーブル筐体そのものになりました」(VIBE・藤山瑞樹氏)

こちら、ゲーム自体はどのようにして遊ぶんですか?

「本体内部のスペースに既存のゲーム機やPCを入れて、モニター(別売り)を設置して使用するのが基本です。強度がありますので、普通のテーブルとして使っても問題ありません。タッチパネルのモニターを設置して、電子書籍リーダーにするのも面白いと思います」(藤山氏)

ちなみに、「げーむぼっち」は組み立てキットとして販売され、IKEAやニトリの家具を組むレベルで完成できるとのこと。段ボール製で加工が簡単なので、懐かしのマージャン専用マシンにしたり、ファミコンやメガドライブをインしてレトロ感を強調しまくりのオリジナル筐体をのもアリアリですよ!

【画像左】段ボール製といっても、厚さ30㎜のハニカム素材を使用しているので本体は軽く、テーブルとしても強度は十分だ【画像右】モニターは19~22型まで対応。段ボール製なので内部加工もしやすく、ゲーム機やスピーカーを設置できる

今週のガジェットげーむぼっち販売予定価格:10万円(税抜き)メーカー:VIBE/11月下旬発売予定公式Twitter【@game_bocchi

(取材・文/直井裕太 撮影/村上庄吾)