大晦日のNHK紅白歌合戦に初出場も決定。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの乃木坂46! 週プレ本誌に連載された『乃木坂46物語』も書籍化され好評発売中

発売中の『週刊プレイボーイ』合併号(12月21日発売)で今年最後の表紙を飾っているのは乃木坂46! 

紅白初出場も控え、さらなるブレイクも必至だが、そこで今回はセンター経験者である5人を直撃。週プレ本誌で連載されていた『乃木坂46物語』の書籍化も記念し、それぞれの“理想のセンター像”、そして2016年の目標について語ってもらった!

■5人のセンターが考える“理想の姿”とは?

―週プレ年末合併号の表紙です! ご感想は?

 こんな大役をやらせていただけたってことがすっごい嬉しいです! これを機に、乃木坂も勢いをつけていかなきゃなって思います!

生駒 こういう場所に乃木坂が出させてもらえるようになったのは本当に嬉しい!

―今回は、センター経験者の5人の皆さんにご登場いただきましたが、このメンバーでグラビアを撮ったことは?

西野 グラビアはないですね。

白石 うん。新鮮な感じです。でも、いつもと変わらない雰囲気でもあるんですよ。

生田 そうだよね。でもそれは、みんなセンターだからといって特別なものを持ってるとかじゃなくて、本当にいつも自然体だからだと思います。

―なるほど。そんな5人のセンターがそろう“レアな瞬間”ということで…今回は皆さんの“理想のセンター像”について聞いてみたいと思います!

生駒 私が理想とするのは、そのグループで一番かわいくて、一番スタイルが良くて、一番ダンスも歌もうまい、一番人気なコが立つべきだと思います。でも今の時代のアイドルって不完全な部分があるコのほうが人気が出る場合もあるんですよ。基準が曖昧(あいまい)なんです。

私はたまたま乃木坂46をつくる上で、「そこまでふさわしくない人間を置いてみた」っていうパターンだったと思うんですよ。私のケースっていうのは、自分が考える“理想”じゃないけど、ひとつのパターンとしてはアリだったのかもしれません。

白石 うーん。私の理想のセンターは、誰もが楽しめるような“調和”を大事にできる人でありたいって思います。「センターだから○○しないと!」っていう考え方が好きじゃなくて。「みんなでひとつのものに向かっていく」っていう考え方が好きなんですよ。センターっていうのは“特別な場所”だけれども、それを感じさせないように「みんなで一緒に向かおう!」と思わすことができる人。それが理想ですね。

 私、向上心がある人がセンターをやることによって、「グループ全体がポジティブな方向に行く」と思っていて。どんな状況にグループが陥っても、みんなを励ませるような強い心を持っている人。そういう人が理想的だと思います。

2016年、私はこうやって変わる!

西野 理想のセンター…。うーん、しっかり喋れる人、ですかね。歌番組やライブ。いろんなシーンで話さなくちゃいけないことってあって。そこで話せることが大事だと思ってます。あと、理想のセンターの特徴は“根性”があること。度胸があって、強い部分を持ち合わせている。普段はそれを前面に出さないんですけど、いつも周りを見ていて、しっかりしてる人ですね。

理想が100%だとしたら、今の私はまだ60%ぐらいです。私にとってのセンターって、“成長させてくれる場所”だと思っているので、経験を重ねていくうちにそのパーセンテージが増えていくといいなぁって思います。

生田 やっぱりセンターって、真ん中にいる分、“周りに気を配れることができる”っていうのが大切だと思うんです。2列目3列目って、周りの人や前の列の人が目に入るけど、1列目の真ん中って自分のことしか見えなくなっちゃうから。だからこそ、人一倍意識して、アンテナを張らなくちゃいけないんです。

…でも、自分がセンターに立った時は目の前のことに必死だった。でも、私の場合はセンターじゃなくなってから、より視野が広がりましたね。難しいんですけど、センターじゃなくなった今こそ、理想が見えてきてるし、近づけていけてるのかなって。

―皆さんの“理想のセンター”。なかなかそれぞれの考え方が表れていて、興味深かったです! では続いての質問。2016年の個人の目標について。今度は生田さんから!

生田 私、喋りが苦手なので、コミュニケーション能力をもっと上げていきたいです。事前に考えないとダメなタイプなので、そこを伸ばしていきたいですね。

西野 私は、きれいな字を書けるようになりたいです(笑)。真剣に。昔から、字が汚いのがコンプレックスで。2016年こそ、直そうと思います!

 いろんな国の言葉を覚えたい。世界で活躍する人になりたいので。そして太らないことが目標です! 食べるのが大好きだし、すぐ太っちゃうんですよ。

白石 …私、声優さんとか、声のお仕事をやってみたいんです。実はモノマネが得意なんですよ。頑張れば、いろんな声が出せたりするんです。なので、2016年はそっちのほうに挑戦したいですね。

生駒 2015年は『すべての犬は天国へ行く』っていう舞台に出させていただいて。本当に楽しかったんです。2016年は、自分が演じていて褒(ほ)めてもらえるような舞台に1本でも多く出たいって思います!

―皆さん、2016年に向かう準備はできているようです。そして乃木坂46の結成から2015年までのすべてが詰まったノンフィクション『乃木坂46物語』も発売中!

生駒 普段、みんなが思っていることが素直に書かれています。みんなが悩んでいることも「諦めようと思ったけど、夢があるから乃木坂46にいる」っていうことも伝わってきました。是非読んでほしいです!

―大活躍間違いない彼女たちを知るために、ぜひチェックをお願いします!

*乃木坂46が表紙・巻頭グラビアに登場! 『週刊プレイボーイ』合併号(12月21日発売)でご覧いただけます。

(構成/篠本634[Short cut] 取材/林 将勝 関根弘康 榛村季溶子、岡本温子、青木 悠[Short cut] 撮影/Takeo Dec.)