ビーチバレーの話になると真剣だが、休憩になるとカメラを前にふざける天真爛漫な坂口。19歳の大学生らしい姿を見せる

2015年、“新・ビーチの妖精”としてひと際、注目を浴びた女子ビーチバレー選手の坂口佳穂

昨年、『週刊プレイボーイ』本誌でグラビアに登場し話題に。そこで、2016年もビーチボール界を盛り上げるであろう彼女にインタビューを決行!

前編記事では、「ビーチボールに興味を持ってもらいたい」というメディア露出への思いと悩みを語ってもらったが、後編ではプライベートを探ってみたぞ。

***―小・中学生時代はバレーを、大学でビーチバレーをやっていますが、高校時代は?

坂口 ダンス部に入ってました。練習日数が少なくて選んだんですけど、プロ意識の高い部活で厳しかったです!(笑)

―そんな厳しかったんですか?

坂口 ダンス部はチャラチャラしてるイメージがあるかもしれないですけど、礼儀とかに対しても厳しい部活でした。良い仲間や尊敬できるキレイな先生たちに出会えたので後悔はしてませんよ!

―すごく充実していたんですね。

坂口 そうです。あとスポーツの授業では、体育会系の女のコみんなガチなんですよ。ドッヂボールとか一番激しかったです。とにかく高校時代は面白かったですよね。

―その頃にタレント活動もされていたんですよね。

坂口 そうなんですけど、一切関与してないのになぜかネットには『あまちゃん』に出てたことになってます(笑)。元々、中学2年生の時に芸能事務所に入ったんですけど、『BSブランチ』の「BSブランチガール」以外は何も仕事はしてなかったんですよ(笑)。

―嘘情報なんですね(笑)。今は大学に通いながら練習しているそうですけど、プライベートはどう過ごしてるんですか?

坂口 普段は大学が終わってから練習に行っているので、それで1日が終わってしまいます。ホントに時間があったら映画を観に行くくらい。

―全然、遊ぶ時間ないんですね.

坂口 元々、直帰型の人間なんです。「家が好き、早く家に帰りたい、家に帰るしかない」って感じで。あと、今はひとり暮らしなので、1日オフならすぐ実家帰りますし。

お母さん、娘をディスりすぎ!

取材前にちらっとカメラ目線を送る坂口。選手が「すごく楽しそう」な試合を観て、ビーチバレーを始めたが、夏は砂が熱く、冬は海風が冷たいので「もっと快適にできるものだと思ってた」と笑う

―以前も仰ってましたけど、ご家族と仲良いんですよね。

坂口 父は試合を観に来ますし、母は雑誌とかに私の名前や写真が出てるとすぐ言ってきますね。「カワイくない」とか「ブーちゃんだね」とか。あと家族でLINEのグループに記事を貼って「あーでもない、こーでもない」って討論してるんですよ。

―仲が良いのはわかりましたけど、お母さん、ひどい(笑)。大学の友人とは遊んだりしないんですか?

坂口 2、3ヵ月に1度くらいですかね。なかなか時間が合わなくて。というか、きっと友達が少ないんですよ(笑)。たまに連絡がきて「会おう」って言われるけど、全然会えないんですよね(笑)。

―友人は試合にきたりしないんですか?

坂口 「行きた~い」って言うのに来ないんですよ。みんな土日はバイトがあったり、タイミングが合わないんで。

―ちょっと寂しい気が…。

坂口 私も来てねと言わないんですよ。もっと強く、確実に勝てるようになって、「ビーチバレー面白い」と思ってもらえるようになるまでは、自分から誘うつもりはないんです。やっぱり、私にというよりビーチバレーに興味を持ってもらいたいので。

―やはりストイックですね。ありがとうございました。来たるシーズンも頑張ってください!

●1月4日発売の『週刊プレイボーイ』3・4合併号では、週プレが注目する新世代・美人アスリート33名のひとりとして坂口佳穂も登場!

坂口佳穂(SAKAGUCHI KAHO)1996年3月25日生まれ 宮崎県出身身長172cm 体重58kg○現在は武蔵野大学法学部政治学科に在籍中。2014年から川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミーに入校し、ビーチバレーを始める。公式ツイッター他、詳細は川崎ビーチスポーツクラブホームページで!【@KAHOSCOAT】 http://www.kawasaki-beach.or.jp/