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“社員をうつ病に”で大批判…社労士、弁護士がブラック化するワケ

[2016年01月27日]

「社員をうつ病に罹患させる方法」という見出しの記事を掲載して炎上した愛知県の社労士のブログ。現在は閲覧できない

年末、社員をうつ病に追い込み、退職させる方法を書いた社会保険労務士のブログが物議を醸(かも)した。

社労士や弁護士など高度な専門知識が必要な“士業(しぎょう)”といえば、聡明な人格者が就く職業というイメージもあるが、今や職業倫理を逸脱した反社会的な方法で稼ぐ“ブラック士業”も増えているという。

仕事の総数に対して資格保有者が多すぎる

昨年11月、愛知県の社会保険労務士(社労士)がブログに「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」と題した経営者向けの記事を載せ、物議を醸(かも)した。

そこには、パワハラを行なって社員をうつ状態に陥(おちい)らせ、退職まで持ち込むプロセスを指南した内容などが掲載され、あろうことか社員が自殺することを想定した記述まで見られたのだ。

これに対して、ネットなどでは批判が殺到。当初、本人は「表現の自由の範囲内だ」と開き直っていたが、愛知県社労士会はこの社労士の会員資格を停止。さらに今年に入って、厚生労働省が懲戒処分をする方針を固めた。

社労士といえば、企業や経営者からの労務相談に乗る労働や社会保険の専門家。昨年の資格取得試験の合格率は2.6%という難関だ。そんな高度な専門知識を有する士業者が“法律の隙(すき)を突く違法行為”を堂々と勧めるとは極めて悪質だ。

だが、こうした職業倫理を逸脱した“ブラック士業”は最近増えているらしい。ブラック士業問題を告発した『ブラック企業ビジネス』などの著書があり、労働問題に取り組むNPO法人「POSSE(ポッセ)」代表の今野晴貴氏がこう語る。

「恐ろしい勢いで増えていますね。POSSEでは年間約3千件もの労働相談を受けていますが、今やブラック士業が絡んでいない事例はほとんどありません。中でも大半を占めているのが社労士と弁護士です」

なぜ、そのふたつが多い?

「仕事の依頼件数の総数に対し、資格保有者が増えすぎてしまっている状態なのです。そして、目先の仕事欲しさ、カネ欲しさに一線を越えてしまう」(今野氏)

●発売中の『週刊プレイボーイ』6号「巷に蔓延する“ブラック士業”の生態!!」では、さらにブラック士業の“2大巨頭”である社労士と弁護士の実態に迫っているのでお読みください。

(取材・文/武松佑季、昌谷大介[A4studio])


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