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沖縄の民意をご都合主義で解釈する安倍政権「佐喜眞市長当選=辺野古基地建設容認」ではない!

[2016年02月03日]

佐喜真市長は基地問題に触れず、市民の中には市長が辺野古基地建設に賛成していることを知らない人もいるほどだったという

自民党と公明党が推薦する佐喜真淳(さきまあつし)氏が再選した宜野湾(ぎのわん)市市長選。安倍政権はその結果に辺野古(へのこ)基地建設へ自信を持ったはずだ。

しかし、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は「佐喜眞市長当選=辺野古基地建設容認」は成り立たないと断言する。

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普天間(ふてんま)基地を抱える宜野湾市の市長選は、安倍政権が支援する現職の佐喜眞淳市長が再選を果たした。

対立候補の志村恵一郎氏は、普天間基地の名護(なご)市辺野古移設阻止と県外移設推進を訴え、翁長雄志(おながたけし)県知事ら「オール沖縄」の全面支援を受けていた。私も昨年の12月に沖縄を訪れ、移設反対の市民を激励した。

その候補の敗北に、安倍政権は大はしゃぎだ。安倍首相は「勇気づけられる勝利を得た」と喜色満面だし、菅義偉(すがよしひで)官房長官も「オール沖縄という言葉は実態とかけ離れている。(選挙結果で)一目瞭然だ」と発言。まるで民意が辺野古移設を容認したと言わんばかりだ。

だが、そもそも選挙前に安倍首相は「(辺野古基地建設など)安全保障に関わることは国全体で決めることであり、一地域の選挙で決定するものではない」と言い、宜野湾市長選の民意を軽んじるかのような姿勢を見せていた。なのに、「オール沖縄」候補が敗北するや一転、民意を強調しだす。なんとも薄っぺらで、節操のない政権と言うほかはない。

しかし、敗北は敗北だ。自公の組織力をフル動員して、地元企業回りを徹底するなど利益誘導型のドブ板選挙が功を奏したのだろう。いずれにしても政府は今回の結果を口実に、辺野古周辺の海上埋め立て工事に着手するなど攻勢を強めてくるはずだ。

しかし、宜野湾市民は本当に辺野古基地建設を容認したと断言できるのだろうか? そうではないと、私は考えている。


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