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外食チェーンの裏側…行ってはいけない!? 立ち食いそばの正体

[2016年02月09日]

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立ち食い・セルフ式そばチェーンの御三家といえば、「名代 富士そば」「小諸そば」「ゆで太郎」。最もコスパの高いのは…?

それなりにうまくて安くてたらふく食べられる! ワンコインを払ってお釣りがくる、大手外食チェーンの激安メニューはいつの時代も庶民の味方だ。

「でも、よく言われることですが、安さにはそれなりの理由があります。その本当の意味をわかっていますか?」

そう話すのは、『激安食品が30年後の日本を滅ぼす!』(辰巳出版)の著者で食品安全教育研究所の河岸宏和氏。これまで養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、コンビニ向け惣菜工場、食品スーパーの厨房衛生管理…と、あらゆる現場で品質管理業務を担ってきた、“食品業界を知り尽くす男”と評される人物である。

外食チェーンの安さの理由…ですか?

「例えば、某牛丼チェーンの冷凍パック豚肉をチンしてバイト君が丼に盛っただけの豚丼、某回転寿司チェーンの寿司ロボットで成型したシャリの上にパックから取り出した切り身を乗せただけの寿司ネタ、某ファミレスチェーンのリン酸塩で肉の分量がカサ増しされたハンバーグ…。外食チェーンの安価な“ワケありメニュー”を挙げればキリがないですけど、そういうことです」

そして、河岸氏は今の外食業界をこうぶった斬る。

「激安食品は流通チェーンや外食チェーンが私利私欲に突っ走った結果としてあるもの。安さを維持するために原材料費や人件費を削減する努力は否定しません。ただ最近、度が過ぎないか?と。スーパーや弁当屋で激安価格で売られていたココ壱番屋の“廃棄カツ”然り! そこにあるのは企業の論理だけで、お客様においしいものを食べさせてあげようというサービス精神を忘れてないか?と思うわけです」

おっしゃるところはわかるけど、一方では『安けりゃいいじゃん』『それなりにうまいんだからいいじゃん』と思う人がたくさんいるのも事実。

「でも、店で働く人たちは冷凍パックされた加工品を取り扱うだけで、卵を割ることも焼くこともなく、野菜をカットすることも肉をスライスすることもしない。これじゃあ、10年働いても、20年働いてもなんの技術も身につきません。

盛り付けるだけ、温めるだけの仕事にやる気は生まれませんから、手を十分に洗わず厨房に入ったり、爪が伸びた状態で食材に触れたり、それを注意すらされることもなく現場の士気は下がるばかり…。ちょっと大げさかもしれませんけど、このままいくと、激安食品が日本を滅ぼすことになるかもしれません」

というわけで、“激安食品が日本を滅ぼす”のを食い止めるためのシリーズ企画! 居酒屋、焼肉、牛丼…など、外食チェーンごとに安さの理由をぶっちゃけつつ、河岸氏が認める、安くてガチでうまい!ハイコスパチェーンをこっそり紹介する。

消費者が激安メニューの良し悪しを見極める目と舌を持つことこそが外食チェーン業界の底上げにつながる!との願いを込めて…。


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