ストールを巻いたり、普段はためらうファッションで街コンに臨んだ童貞たち。自信が漂っていた

『週刊プレイボーイ』本誌で好評連載中の『婚活廃人』ーー。

メンバーはオタや極度の潔癖症のため彼女がつくれないといった編集部のスタッフたち。

1月下旬、本誌プロデュースの「童貞コン」第5回が開催された。今回はファッションに自信のない童貞たちのために男性参加者をパーティ開始1時間半前に集合させ、衣装レンタルショップ「mahna mahna(マナマナ)」のスタイリストに上半身をコーディネートしてもらうサービスを追加! 廃人たちから今回、代表で参加したのは極度の潔癖症のため彼女がつくれない元週プレアルバイト・オブチ(27歳)。

オブチ「服を選ぶ時に“女性ウケ”とか考えたことないっす」

と常になぜか偉そうな上から目線、その言葉通り、白シャツ×黒セーターという地味な服装で現れたオブチ。そんな彼にスタイリストが渡したアイテムは、青いロングテーラードジャケット。視覚効果で、女性は色みのある服を着た男性に好印象を抱くそうだ。

オブチ「奇抜すぎません!?」

スタイリスト「似合ってますよ! それに今回は20対20のパーティということで、女性から覚えてもらうことも重要。色や柄など特徴のあるアイテムを取り入れて、印象に残る服装で参加したほうが得です!」

他の男性にもドット柄シャツやボーダー柄セーターなどアクセントのあるアイテムが渡されていく。白ストールを巻かれた男性(29歳)は…。

男性「普段巻かないので不思議な気持ちですが、いつもと違う自分になったと思って攻めてみます!!」

鏡に映る、いつもと違う自分を見て気合いの入る男性も。一方、遅れて集まってきた女性参加者を見ると…明らかに美女率が高くなっている! 一体、なぜ?

美女「TVで興味を持ちました」

前回の童貞コンが全国放送されたため、認知度が上がり、女性参加者の層が広がっているようだ。

女性が現れ、緊張感が漂ったところでパーティ開始! オブチが最初に同席したのは、長い黒髪がセクシーな小雪似の巨乳美女。過去にも紛れ込んでいた“童貞狩り”の気配も漂うが…。

「逆に冷やかしじゃないですよね?」

オブチ「冷やかしですか?」

小雪似「なぜか男性にはそう見られるんですけど…私、一度もお付き合いしたことがないんです」

学生時代から人見知りで、限られた女友達ばかりと遊んで過ごしているうちに恋人もできず27歳に。同類のウブな男性と出会いたいと参加したという。

小雪似「逆に、冷やかしじゃないですよね?」

オブチが童貞を疑われるという事態に。実はこの日、同じような質問を受けた男性が複数人、存在。「恋人ができなそうには見えない」ということ…スタイリングの効果が表れている!?

オブチ「安心してください、童貞ですよ!!」

女性に“モテそう(=カッコいい)”と認識されていることを自覚し、いつもより自信のある態度を見せ始めるオブチ。他にも、

女性「そのニット、フワフワで気持ちよさそうですね」

男性「触ってみます?」

とボディタッチへ誘導するなど、大胆な行為に走る童貞まで出現。

結果、今回の童貞コンは男性たちが主導権を握り、ふたりきりで消えていくカップルや、2次会に流れるグループが続出。が、そんな流れにも我関せず、

オブチ「これ買い取り可能すか!?」

帰り際、スタイリストから服を購入しようとするオブチであった。

【廃人の嘆き】普段と異なる自分になり、積極性が増す男性続出!色や柄に特徴のあるアイテムを取り入れると、人数の多いパーティで女性に覚えてもらえる効果も!!