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中国人が不思議に思う日本の待機児童問題 「どうしてもっと祖父母の力を活用しないの?」

[2016年03月31日]

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日本の待機児童問題は多くの中国人にとっては「あまりピンとこない」という。そこにある“文化の違い”とは?

「保育園落ちた日本死ね!」という匿名のブログが発端となり国会でも取り沙汰されている待機児童問題。

厚労省はこれまで待機児童の数を全国で約2万3千人と公表してきたが、「潜在待機児童」(入所可能な施設はあるが、別の認可保育所を希望しているなど様々なケース)の数は、全国で約6万人にもなるという。

「週プレ外国人記者クラブ」第27回は、自身も子育て中の香港・フェニックステレビ東京支局長、李(リ・)ミャオ氏に話を聞いた。

***

─李さんご自身も現在、日本で子育て中。ジャーナリストとして、母親として、待機児童問題をどう捉(とら)えていますか?

 この問題について、ちょうど昨日(3月23日)から自分のブログを使って中国に住む子育てママたちの意見を集め始めたところです。今のところ60人程度から回答を得ていますが、日本で問題となっているような状況は中国では見当たらないように思います。

中国では、3歳未満の子供を預かってくれる(公的)施設はありません。子供が3歳になると日本でいう保育所や幼稚園のような施設に通わせますが、これには公立と私立があり、日本と同じように私立に通わせる場合には一般的に親の経済的負担は大きくなります。

しかし、私が集めた回答では「子供を預ける施設が見つからなかったために母親が仕事に就けない、あるいは仕事を辞めなければならない」というケースはありませんでした。中国人にとってこの問題は「あまりピンとこない」というのが正直な感想で、その根底には両国の「文化の違い」があるのだと思います。

というのも、中国ではおじいちゃん、おばあちゃんに子育てを手伝ってもらうのが一般的です。どうして日本人は、もっと祖父母の力を活用しようとしないのか、中国人は不思議に思うことでしょう。

子供の父親、母親が地方から東京に出て仕事をしていて、子育てを手伝ってもらうために郷里から祖父母を呼び寄せることは経済的に難しいという事情もあるでしょう。しかし、中国でも北京や上海のような都会には内陸の農村部から多くの人たちが働きに出てきていますが、そういった家庭でも祖父母を呼んで子育てを手伝ってもらうのは普通です。


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