今月４日に開業したバスタ新宿。オシャレなブランドやカフェも多くてショッピングに便利だけど、ＧＷは観光客でさらに混雑しそう…こんにちは。週刊プレイボーイの菅野です。
新学期や新生活が始まりましたが、皆さん、もう慣れてきましたか？
先日、渋谷に行くため電車に乗っていたところ、後ろにいる新大学１年生らしき女のコたちが「やっと渋谷までの行き方がわかったよ～」と話していました。
そこでハッとした東京出身の私。
「そうだ。４月は地方から東京に出てくる人であふれかえるんだ…。でもＵターンで地元に帰る人もいるし。いや、でもやっぱり東京に来る人のほうが多いんだろうなぁ…」
と、これから東京に染まっていくであろう女のコたちを背にし、申し訳ないんですけど萎（な）えてしまいました。
そう、正直に言うと、この時期は上京して東京に慣れてない、厄介（やっかい）なコが多いんです。
例えば、クラブではしゃぎ過ぎちゃってちょっとノリの違うコが悪目立ちしてたり、歩くペースも違うので渋谷など繁華街では追い越したりしなきゃならなかったり…。
それくらいならもちろんこっちの問題でもありますし、いいんですけど…。でも困るのは、駅や道でいきなり止まったり曲がる人！ これ、私だけでなく、元々地方から出てきたコたちも同じ意見なんですよ。
確かに駅は乗り換えが複雑で慣れていないとわからないだろうし、都内はお店も多いので目印を知らないと見つけにくいかもしれません。
でも、混雑している中、急にど真ん中で立ち止まったり、横に曲がって来られるとぶつかるし、びっくりします！ なんだろう…自分中心で周りが見えていないのか、初心者マークの付いた車のような危なっかしさを感じてしまうんです。
バスタ新宿で見た悲しい光景
東京に慣れたコたちに聞いてみると、本人たちも気をつけてはいるみたいです。それでもぶつかったりして、謝らなきゃいけないし精神的にツラいそう。
そこで、そんな上京したての地方出身者に、ターミナル駅や渋谷スクランブル交差点など、多くの人が行き交う場所での対処法をアドバイス！
自分の手前にいる人だけを見ていると、混雑に巻き込まれてしまいます。ですが、２０ｍくらい先を見て歩くと、見通しがよくなり、意外と人とぶつかりません。一度試してみてください！
ところで、今月４日には新宿南口に高速バスターミナル「バスタ新宿」がオープンしました。見たところ九州地方はなかったものの、東北や関西地方まで高速バスが通っているなんて知らず、びっくり！
一緒にいた関西出身の友達に聞くと、なんと東京から大阪までバスで８時間近くかかるとか。そんな時間あったらハワイまで行けちゃいますよね。
深夜のバスタ新宿には、地元へ帰る家族連れやカップルはもちろん、就活生や外国の方なども多くいました。就活生が東京まで就活があるたびにわざわざ高速バスでくるのも大変でしょうし、せっかく旅行にきた人たちも長時間、バスに揺られてヘトヘトになってしまうと思うと…。
東京はこういう大変な思いをしている人たちで成り立っているんですね。綺麗で便利なバスタ新宿と、疲れた顔で下を向いて帰りのバスを待つ地方出身者たち…。なんだか複雑な気持ちになりました。
せめて、ごみごみした街中では混雑に巻き込まれないで、ストレスを感じずに東京を楽しんでください♪