塗装はもちろん、青・白・黄のカラー。写真のピカピカ状態もイイですけど、バギーは汚れた姿もカッコいい!

1985年に発売され大ヒットしたラジコン「オプティマ」。憧れの一台が30年の時を経て大復活!

このマシンにはどんなこだわりがあるのか? 京商・グローバルマーケティンググループの加藤文晶氏に聞いてみた。

「30年前の製品を限りなく忠実に再現したことです」

ボディだけでなく、シャシーも当時のまんまですけど?

「30年前に比べて大きく進化したモーターやバッテリーのパワーに合わせて、当時の雰囲気を再現しつつ、シャシーを大幅にブラッシュアップしました」

30年前のラジコンは、バッテリーをひと晩充電して、5分で走行終了という燃費の悪い遊びをしていました。そのあたりの進化は?

「現在市場に流通している一般的な急速充電器を使用すれば、バッテリーは約1時間でフル充電可能です。走行時間は弊社の『G2Xモーター(540クラス)』なら、平均して15~20分間走行できます」

それは朗報! バッテリーを2、3本持って走りに行けば“大人の休日ホビー”として遊びがいアリですよっ!

ワイド&ローなフォルムのオプティマは安定性が高く、アスファルトからダートまで路面を選ばず走行可能だ。まずは人のいない空き地や駐車場で練習してみましょう!

【左】赤色のアルマイト処理が施されたダンパーは「オプティマ」を象徴するパーツ。実はこれもサイズアップされた新規パーツとなっている【右】ギアボックスを分解して、モーターを交換するなど、基本的なメンテナンスは簡単に行なえる

「オプティマ」の特徴であるアルミバックボーン形式シャシーは、素材や各パーツのサイズを変更することで当時の雰囲気そのままに強度アップすることに成功している。またチェーンドライブの四輪駆動システムは、樹脂製のベルトにも交換可能だ

今週のガジェット オプティマ 京商/ 4万2000円+税

(取材・文/直井裕太 撮影/下城英悟)