週プレNEWS TOP 連載コラム セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」 例年以上に守備的サッカーが目立つJリーグ…「浦和と川崎の優勝争いは歓迎すべき」とセルジオ越後

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例年以上に守備的サッカーが目立つJリーグ…「浦和と川崎の優勝争いは歓迎すべき」とセルジオ越後

[2016年05月12日]

攻撃サッカーを掲げ、そのための選手をそろえる浦和と川崎の姿勢を評価したいとセルジオ越後

守備に人数を割き、攻撃は少ない人数でカウンターを狙うーー。

ひょっとして、プレミアリーグで快進撃を見せたレスターのサッカーに刺激を受けたのかな。まあ、それは冗談にしても、今季のJリーグは例年以上に手堅い守備的なサッカーをするチームが多いね。

草創期のJリーグでは、ほとんどのチームが強烈な外国人選手を擁(よう)するなどして攻撃的なサッカーをやっていたことを考えると、隔世の感がある。

優勝は難しいけど、J2降格はしたくない。財政的に大物外国人や日本代表クラスの獲得など望むべくもない。限られた戦力で最大限の勝ち点を得なければいけない。そういうチームを率いる監督からすれば、大崩れしにくい守備的なサッカーは、極めて現実的な選択。

実際、受け身ではない“自分たちのサッカー”を貫いている湘南は今季、苦戦しているしね。

でも、見る側、特にライトなファンからすれば、少し物足りなく感じてしまうんじゃないかな。もちろん、勝てばサッカーの内容なんて問わないというコアなサポーターの気持ちも理解できるし、そもそも守備的なサッカーを全否定するつもりもない。

ただ、Jリーグの人気向上という観点からすると、現状はあまりに偏りがあって、魅力的なリーグにはなっていないように思う。

そうした中で、攻撃サッカーを掲げる浦和と川崎が1stステージの優勝争いをリードしているのは歓迎すべきことだね。
浦和のペトロヴィッチ監督、川崎の風間監督はともに就任5年目の長期政権。目指すサッカーが選手に浸透し、今季もメンバーはほぼ変わっていない。そして何より攻撃的なサッカーをするための選手がそろっている。


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