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実は女性にはレアケース…月9ドラマ『ラヴソング』で再認知された“隠れ吃音(きつおん)症”当事者のリアル

[2016年06月13日]

現在就職活動中の大学生、河合葵さん。進学先や就職先を“言えるかどうか”も基準に。まさに人生の選択が左右される

福山雅治主演の月9ドラマ『ラヴソング』に登場し、あらためて認知される機会を得た「吃音(きつおん)症」。

前編記事(「“吃音ドクター”が明かす、見えない障害のリアル」参照)ではドラマの監修者のひとり、菊池良和(よしかず)医師に同症の基礎知識について伺ったが、今回は当事者である吃音女性たちの声を中心に紹介する。

同作では、ドラマ初挑戦ながら吃音当事者の姿を極めて忠実に再現したヒロイン役・藤原さくらの演技も高評価され印象に残るが、実は吃音を持つ女性はレアケースなのだとか。

菊池医師によると、言語発達の盛んな2~4歳頃に発症する場合が多いが、発症から3年で男児は6割、女児で8割の子供が回復。女児のほうの言語能力が高いため、吃音を発症した後も回復しやすいためだと考えられている。その結果、成人当事者の男女比も4:1ほどと性差が顕著(けんちょ)なのだという。

そこで今回は、より“マイノリティ”である女性当事者を中心にそのリアルな声を取り上げる。

■吃音に左右される人生

大学4年生の河合葵(あおい)さん(22歳・仮名)は、女性が少ないことについて「当事者の集まりの場でも女性が少ないから、なかなか似たような立場の人と出会えない。吃音の同年代の女性が受験や就職活動をどう乗り切ったのか、ロールモデルを知りたい気持ちはあります」という。

河合さん自身、吃音による“困り感”を日々感じながら生活している。

「自分は、『ア・イ・ウ・エ・オ』の母音で始まる言葉が言えないんです。『ワ』も言いづらくて『私』の『ワ』が言えないから、『自分』って言ったりして、多少不自然でも似たような意味の言葉に言い換えています。

言い換えするのは、どもるのを隠したいからというのもありますけど、吃音の状態に波があって、自宅で“ひとり言”なら普通に話せるんです。だから、どもってしまう自分が認められなくて逃げているのかもしれない」

元々は活発な性格だった河合さんだが、学校生活で吃音を嘲笑された経験があり、人前で話すことに対しては消極的になってしまった。

「普段の会話だったらやり過ごせるのですが、友達の名前や地名などの固有名詞等、言い換えがきかない言葉だと本当に困ってしまいます。大学受験では、例えば『青山学院大学』のように、言えない音で始まる名前の大学は、もう最初から対象外でした。現在、就職活動中ですが、ア行の名前の会社は絶対に受けません」


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