1961年生まれ、55歳のゴージャス松野氏。紆余曲折を経て、現在はこんな感じに。5月にはデビュー曲以来のシングル『おまえのバラード』をリリース

「おい! 不倫で謝ってるのに『ファンキー』ってナメてんのか!?」ーーなどの書き込みでネットでも炎上、一連の「不倫騒動」では本筋とは別に、その芸名も話題になった。

そこで『週刊プレイボーイ』27号では、不祥事に珍名は得か?損か?…について、面白芸名を持つ有名人たちを直撃。まず、あのゴージャス松野氏に聞いてみると?

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こんにちは、ゴージャス松野です。私の芸名は15年ほど前、プロレス業界に入る時にザ・グレート・カブキさんにつけていただいたんです。

当時の私は離婚騒動などで世間の評判も悪かったですし、そもそも無一文だったんで、「ゴージャス」って響きは悪くはないけど、正直、ピンとこなかったんですよ(笑)。

実際、「ちっともゴージャスじゃねーじゃねーか!」とか「名前負けしてるぞ!」ってよく言われました。

今、ひとり暮らしで自炊しているんですが、夕方にスーパーに行って値段が安くなったおかずを買い集めていると、ツイッターで「ゴージャス松野のくせに見切り品ばっかり買いやがって、どこがゴージャスだ!」とかって、つぶやかれますからね。

「ゴージャス」と名乗る以上、窃盗や万引きといった犯罪はもちろんですが、買い物、身なりにも気をつけるようにはしてます。外に出る時はなるべくオシャレしたりしてね、ムフフフ。

それにこの名前に奮い立たされることもあるんです。プロレスでは肉体改造して、今、バリバリの体でやってますし、歌のほうも今年の5月に15年ぶりの新曲を出しました。やっぱり名前負けしない仕事をしないといけないなと。

ファンキー加藤さんも今回、大変だったと思いますが、改名はされないほうがいいと思います。

アントニオ猪木さん、ジャイアント馬場さんら、こういう名前を持った人の宿命といいますか、それが試練になる時もあるし、ご利益になる時もあるので、ぜひ「ファンキー」のままで頑張ってほしいですね。私も同志として応援してますよ。

●発売中の『週刊プレイボーイ』27号(6月21日発売)「不倫謝罪のときに『ファンキー加藤』って芸名は正直、キツイ!? もうひとつの『ファンキー』問題。私はこう考える!」では、さらに芸人のこりゃめでてーな、コラムニスト・杉作J太郎氏にも直撃、そちらもお読みください!

(取材/本誌ニュース班)