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語っていいとも! 第26回ゲスト・中山忍「自分の気持ちを言えなかった10代があって…」

[2016年07月10日]

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―それで実際に入ってみて、グラビアに歌手デビューもして、イメージの違いや向き不向きみたいなのも感じたりは?

中山 お仕事は別に嫌いじゃなかったんですよ。歌もすごい歌詞覚えられなかったし、振りも間違えるし、全然センスなかったんですけど(笑)、本人としては楽しくやってたんです。でも、だんだん年齢を重ねて、プロとしてどうなんだろうって思った時に、歌だったらあのコのほうが上手いしとか。あら?って思うようになって。

そのうち、バラエティにも出してもらったり。でも一番面白いなって思った…というか、一番厳しい現場だったのがやっぱり女優さんのお仕事だったんです。厳しかったけど、でもやりがいがあったというか。

―魅力を感じて、これが自分のやり続けるべきこと、みたいな?

中山 なんか、歌とかバラエティだと間違えちゃっても許されちゃうというか、できないなりに頑張ってるからいいよねって許してもらえてたようなところもあって。

それが女優さんになると、できるまでやれ!みたいな。泣いても、泣くと目が腫(は)れるから泣くなって怒られるし、そこでメイクさんとかに直してもらいながら「頑張って」とか優しくされて、また泣いて…で、また怒られて、みたいな。

―歌手でありアイドル的な扱いで若いうちは甘やかされていたものが、お芝居の世界は厳しさもありつつ、辛くても本気でぶつかれると。

中山 だから今思うのは、例えばそのグラビアでも横位置がイヤだったとか…小さなことですよね。でも、バラエティとかに出ても、コントで水をいっぱいかけられちゃうのがイヤだとか。なんか、そう感じてしまうことは多々あって…。

―なんでこんなやりたくないことも…とか。正直、ジレンマや違和感が募っていた?

中山 そう、でも言えなかったから…内にどんどん引きこもっていってしまってたのが割と10代後半くらいで。その頃、今のマネージャーに出会ったんですけど、なんか最初、すぐやめたいと思ったんですって…私があんまり喋らないから(苦笑)。はいといいえとそうですねしか言わないんで、もうイヤになっちゃってたらしくて。

前に担当してたコは朗(ほが)らかにきゃっきゃ一緒にやってたのに、なんか鬱屈(うっくつ)してる…この人はなんだろうみたいな。

―結構さらっと話してましたが、そこまでだったんですか…。

中山 はい。それでもいろいろ話をしていくうちに彼女が聞いてくれたんですよね、何がイヤかを言ってみなよみたいな。それが20歳前くらいの時で、年齢的には大人じゃないですか? でも上手い具合に自分の気持ちを言えなかった10代があって…。

そこで、イヤなら言っていいんだよって言ってくれたんで「あ、いいんだ」って。でも、その代わりにこれだったらできるっていう、案も一緒に出しなさいと。

―吐き出せなくて辛かったのが、ようやく前に進めるような導きをもらった?

中山 そうですね。そこでちょうどお芝居にも出会って。自分じゃないけど、演じる役の感情を表に出して表現していくっていうのがすごく合ってたというか、面白かったんです。

『刑事貴族3』って水谷豊さんが主演で、地井武男さんがいて、松方弘樹さん、寺脇康文さんがいて。3から初登場で一緒の彦摩呂さんもいて…そういう教えてくれる先輩方にも出会えたので。役者として必要な本当に基本的なことだったんですけど、そこで教わったなって。


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