週プレNEWS TOP 連載コラム 語っていいとも! 語っていいとも! 第27回ゲスト・彦摩呂「僕は藤山寛美さんみたいなおっちゃんになりたかったんです」

連載コラム

語っていいとも! 第27回ゲスト・彦摩呂「僕は藤山寛美さんみたいなおっちゃんになりたかったんです」

[2016年07月24日]

hikomaro-50

―なるほど、それで役者としては自分の味が熟成するまで寝かして。個性を活かしてリポーターで芸の肥やしにするくらいな?

彦摩呂 そうそう。で、その時は事務所も山田邦子、片岡鶴太郎の二本柱がものすごい番組数抱えててて。どピークの頃なので。バーターでいろいろ入れてもらって、情報番組に潜り込んでいったんですよね。でもドラマを減らすつもりはなかったし、来たらやらせてもらうけど、だんだんハマって。

食レポの技術なんかも誰も教えてくれないんで、自分で全部研究したんです。編集のVTRを見ながら、例えば「暖簾(のれん)の長持ち」という技があって。自分だけぺろんとめくって店入ったら、後ろから付いてきてるカメラさんのレンズに暖簾が被るんですよ。せやから「こんにちは~ご主人!」って入った後も長いこと持っとくんです。

「命の2秒」というのは、お箸上げた時に2秒止めるんですね。これも「いただきま~す!」ってすぐパクって入れたらあかんと。カメラさんが料理に寄って、ズームするのに2秒かかるんですよ。そこで止めて待っとくことで、料理のアップのインサート編集を入れた後に戻ってこれる。それで顔もアピールできるんです。

―そういう細かいところでスタイルも確立していって…。

彦摩呂 「おいしそうですね~」って料理に手を添えてやるだけでも、これがおいしく見えたりね。「グルメの天使の羽」と呼んでるんですけど(笑)。こういう細かい技を全部自分で編み出したんです。それが楽しくなってきてだんだん…。

ペットのロケとか豪邸訪問、芸能人のお宅拝見とか『TVチャンピオン』の競技リポーター…いろいろやったけど、その中でも一番気を遣って食を大事にしてたんです。その時はグルメリポーターっていう呼び方も世の中になかったけど、そのうち増えてきて。

―石塚(英彦)さんとかもすでにやってはいましたよね。

彦摩呂 やってました。みんなそれぞれやってたんです。村野武範さんとか役者でも僕らの先輩はいましたし。

―老舗の『食いしん坊!万才』は昔から俳優の方がスマートに親しみやすくね。そういう中でグルメリポーターというニーズがあり、職人技のように個性を発揮していって。でも彦摩呂さんもそれだけ研究するくらい、やはり向いてたんでしょうね。

彦摩呂 向いてたんですかね。なんとかおいしそうに見えるようにって、いっつも常に思ってたんですよね。でもね、グルメリポーターっていう風になって10年ぐらいやって。実は僕、マンネリに悩んだんです。「海の宝石箱」が出る時まで。

―「海の宝石箱や~」のフレーズで有名になるまで10年もやられていたというのも意外でしたが…。

彦摩呂 その前もやってたんです。「ぷりっぷり」「ジューシー」「ふわふわ」「サクサク」…出尽くしてるでしょ? 自分のオリジナリティーってなんかないかなと思いつつ、そこから悩んでね…。

●この続きは次週、7月31日(日)12時に配信予定!

(撮影/塔下智士)

hikomaro-11

●彦摩呂
1966年9月15日生まれ、大阪府生まれ。モデル活動後、アイドルグループ・幕末塾としてデビュー。俳優として数々のTVドラマや映画に出演する中、リポーターに挑戦したいと自ら事務所社長に懇願。温泉番組、お宅訪問などをこなし、唯一無二のグルメリポーターとしての地位を築く。


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Jul 2nd 2O18 no.27
  • Jun 25th 2O18 no.26
  • Jun 18th 2O18 no.25
  • Jun 11th 2O18 no.24

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】小倉優香、タイで見せた新しい顔。

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 浅田真央『また、この場所で』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊GW2018』
  • 大原優乃『ゆうのだけ』
  • 小宮有紗『Majestic』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

メルマガ会員&アンケート 2018年No.27