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モーリー・ロバートソンが警告「扇動に乗ってデタラメを検証しないのは知的怠慢。自分の脳を使って物事を考えろ!」

[2016年08月07日]

マスメディアに依存する人も、それを批判する扇動者に熱狂する人も変わりはないと語るモーリー氏

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが選挙や政治が盛り上がった際、ネットなどで興奮してしまう人について語る。

* * *

「マスコミが黙殺する“真実”」「マスコミはなぜ報じないのか」。選挙などの政治的トピックが盛り上がったとき、ネットやタブロイドメディアで必ず飛び交うのがこういった類いのキーワードです。これに脊髄反射的に反応し、興奮してしまう人は気をつけたほうがいい……というのが今回のテーマです。

大前提として、テレビ、新聞、大手雑誌などの「マスメディア」が売り上げの面でも内容の面でも凋落(ちょうらく)しているのは間違いありません。原因はさまざまでしょうが、ひとつは現代社会において「マス」が消滅したことです。(実際はどうあれ)“単一民族”などといわれる日本人ですら、価値観は多様化し、一丸となって「日本頑張れ」と言えない。ウエットな思いを共有することは難しい。

そんななかで「マスメディア」は、なんとか「お客さん」の多いほうに寄っていき、本当はとても複雑な現実を紙芝居のように簡単なフォーマットにねじ込んで報じる。それに慣れた視聴者や読者は、「もっと簡単に」「もっとズバッと、もっと気持ちよく」と甘える。メディア側は「求められているから」と、また無責任に応じる―。そこには両者の怠慢な共依存関係があります。

しかし一方で、そんなマスメディアを「マスゴミ」などとくさすのも、多くは非常に残念な人々です。フェイスブックやツイッターなどでそういう人たちが喜々として拡散する「マスコミが報じない真実」は、たいていすでに報じられている。あるいは、報じるわけがないほどどうしようもない陰謀論だったりする。ちょっとした確認の手間もとらず、「マスゴミ」というファンタジーに依存しているわけです。


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