夏の楽しみといえば、やっぱりビール!!

ジリジリと照りつける炎暑に飲むビールはなんて美味しいんだろう――。うだるような暑さの救世主ともいえるビールだが、20代女子の間では今年、一風変わった“カラフルビール”なるものが流行しているという。

その発端となったのが、真緑の“抹茶ビール”を提供する「抹茶ビアガーデン」(御茶ノ水、9月30日まで)だ。このイベントは元々、「茶を食す」和食ダイニング「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」が、昨年から始めたもの。

“抹茶×ビール”とは意外な組み合わせだが、抹茶に含まれるカテキンやビタミンCの抗酸化作用によって美肌効果が期待でき、さらにカフェインやカテキンが腸を活発化し、体内の脂肪燃焼効果を促進。ダイエット効果もあるそうで、スタイルを気にする女性にとってはピッタリなんだそう。

「お酒は好きだけど運動は嫌い。こんな私でも今年は“抹茶ビールダイエット”をして水着が似合う体になります!」(23歳・IT)

ただ、それ以上に話題になったのが、その見た目だ。“緑のビール”というインパクトがSNSなどで拡散され、注目されたのだ。

「抹茶ビールは普通の緑じゃなくて濃い緑。ぱっと見はビックリだけど高級感がある色だし、SNSでのインパクトも大きいから写真をUPしたら、いいね!をたくさんもらえました♪」(21歳・学生)

「涼しげで夏っぽいし珍しいから気になってつい遊びにきちゃいました。SNSにみんなが知らない流行りモノをあげたら人気者になれるので。写真を撮るためなら1、2時間平気で並べますね」(24歳・メーカー)

「見た目に惹かれて試しに飲んでみたけど、ビールの苦みと抹茶の苦みが絶妙にマッチして美味しい!」(25歳・飲料)

海の家でブルー・ピンク・パープル・ライムの4色ビール

また、今年は逗子海岸の海の家『「BRITA」×「Namiaru? Beach House」』(8月31日まで)でも、ブルー・ピンク・パープル・ライムの4色ビールを提供している。

逗子に遊びに来ていた20代のギャルたちに話を聞くと、

「夏っぽいし、インスタ受けするカワイさ。早くUPしてみんなから羨ましがられたい!」(22歳・大学生)

「普通のビールはどこでも飲めるけど、カラフルビールがあるお店をチョイスしてくれる男の人はポイント上がるかも?!」(21歳・アパレル)

…というわけで、フォトジェニックな見た目から広がりを見せる“カラフルビール”。実は市販されているものもあるそう。

「フルーツビールは赤やピンクのものが多かったり、日本の地ビールでも「オホーツクブルー」色した『流氷DRAFT』(網走ビール)など、意外とカラフルなビールはありますね。こういう話をするとビール好きでない方でも興味を持ってもらえるのでオススメです」(都内ビアバースタッフ)

バラエティに富んだカラフルビール。BBQや海水浴など、イベントで持ち込めば、女性陣に喜ばれること間違いなし!