今回のTIFで特に輝いていたアイドルたちを「週プレTIF大好き取材班」が独断で選んだ!

7年目となった今年も炎天下の中、行なわれた東京アイドルフェスティバル(以下、TIF)。

ついに開催日数が1日増え、8月5日(金)6日(土)7日(日)の3日間続いた世界最大のアイドルの祭典を振り返ったリポート記事に続き、この特別編では「週プレTIF大好き取材班」のメンバー(4人)が各人のMVPチームと、3日間で見つけた「キラキラ美少女ベスト3」を発表!(※あくまで個人の感想です!)

毎年恒例、自己満足ですいません(笑)…が、この夏、一番輝くアイドル!出てこいや!!

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篠本634(ライター)著書に『AKB48ヒストリー~研究生公式教本~』『乃木坂46物語』(集英社)『HKT48成長記 腐ったら、負け』(角川春樹事務所)など。『週刊プレイボーイ』本誌にてアイドルグループのグラビアを担当。

【MVPチーム】欅坂462日間に渡って参戦してきた欅坂46。誰もが「欅を見たい!」「平手友梨奈を見たい!」と思っていたことでしょう。その期待値も高い中、期待以上のものを見せていたのではないでしょうか? 特にHOT STAGEのステージは最高でした! 清純さと、規律正しく動く、その真面目さ。「ゆいちゃんず」(今泉佑唯/小林由依)による『渋谷川』も最高でしたよ!

【美少女ベスト3】

■小山リーナ【こやまりーな】(マジカル・パンチライン)ありえないほどに美少女でした。しかも夏の美少女。ちょっぴり褐色な肌、薄く頬を染めるチーク。こぼれる白い歯。元気いっぱいに踊る姿ーーそして時折、見せる意思の強そうな表情! その昔、大好きだったアニメ『ふしぎの海のナディア』を思い出しました。少年の頃、彼女に出会えていたら、あの日の夏は変わったことでしょう!

■平手友梨奈【ひらてゆりな】(欅坂46)求められてることを120%で見せられるっていうのはすごいです。15歳ですよ? 15歳の自分を思い出してください。あのTIFという場所に置かれて、あんなに歌の世界に入り込めますか? 「アイドルとは説得力」という初心を思い出させてくれました。彼女が歌う、「僕は信じてる。世界には愛しかないんだ」って…愛しかないって思っちゃいましたもん。

■神崎風花【かんざきふうか】(sora tob sakana)彼女も平手さんと同じくらいに逸材だと思いました。笑顔がいいんですよ。口を“パカッ”って開くんです。そんな邪気のない笑顔、アニメのキャラでもなかなかできませんよ! しかも声が強い。歌い手としての説得力がある。sora tob sakanaの世界観のために様々な姿に変わる。まるで出世魚のように…。しかも彼女は14歳。もう未来が楽しみすぎますね! 

ライター・関根の選んだアイドルは?

関根弘康(ライター)週プレを中心に活動するアイドル&鉄道ライター。本誌では多くのAKB48関連の記事を担当。主な著書に『SKE48 オフィシャルヒストリーブック まだ、夢の途中』など。Google+の「週プレ関根氏」でもお馴染み。

【MVPチーム】SKE48今回、SKE48の精神的支柱である、松井珠理奈が出場しませんでした。でも、だからこそ若い世代が「私たちにだってできるんだ!」という気持ちで100%以上の力を出してきたんです。もう、四の五の言いません。昨日UPされた「この夏、一番輝くアイドル!出てこいや!!(後編)」の、僕が撮ったSKEの写真を見てください。このジャンプ力、この表情、ナンバー1です!

【美少女ベスト3】

■KIRI【きり】(La PomPon)La PomPonのセンター。圧倒的にカワイかったんですよ。まさに、お嬢さまな感じ!「このコは見っけたな」って思いました。また、彼女の黄色い服が真夏の太陽に照らされてキラキラしてました。白い笑顔、白い歯、衣装と髪の毛の感じがバツンとハマっていたんです!

■中根もにゃ【なかねもにゃ】(STARMARIE)今さら言うのもアレですけど、僕はキレイ系のコが好きなんですね。彼女は『ヤングジャンプ』のサキドルエースの企画にもエントリーしていて、すごくキレイだなって思っていました。圧倒的なオーラをまとっていましたね!

■長久玲奈【ちょう・くれな】(AKB48 team8)野外で騒ぐ、楽しい集団というイメージのあるチーム8の中で、ギターソロで弾き語ることで引き締まるというか、空気がひとつになるんですよね。昼は『365日の紙飛行機』、夜は『ポニーテールとシュシュ』ーー彼女のギターはチーム8の大きな武器です。それをTIFで見せられたのは強かったと思いますね!

漫画家・まみやけいの選んだアイドルは?

まみやけい(漫画家)アイドル関連の漫画やイラストを執筆。雑誌媒体を中心に活動中。過去には『Top Yell』で“問題作”『新生アイドル研究会BiSの外道アイドルロード』を連載。

【MVPチーム】callme元々は、Dorothy Little Happyだったメンバーが分裂後、3人で作ったグループがcallmeです。正直、皆さんの中には「ヴォーカルのMARIちゃんがいない時点でパフォーマンスは大したことない」と思っている人もいるかと思います。そんな人にこそ観てほしい! パフォーマンスも歌もすべて上質なグループになっていました! すべてのステージで輝いていましたね。

【美少女ベスト3】

■ayaka【あやか】(lyrical school)去年も一番に上げてしまったayakaちゃんですけども、今年は今年の良さがあったんです。彼女は今年、すごくTIFを楽しみにしていて。その姿勢が前面に出ていて。callmeとのコラボでやった寸劇も…明らかに彼女本人がやりたいって言ったわけで。そんな前のめりな感じが良かったなって思いました。

■MIMORI【みもり】(callme)リリスクとのコラボでは衣装交換をしたんです。その時にリリスクのmeiちゃんの赤いタンクトップを着ていて。いつもは白い清楚系みたいなドレス着てるんですけど、すごく新鮮で。ポニーテールで可愛らしかったなっていう…。目を奪われましたね。

■ケンドー・チャン【けんどー・ちゃん】(夏の魔物)TIFには、かなり昔から出ているけれど、ケンドー・チャンとして初出場。とにかく元気がいい。動きが大きい。そしてジャンプ力が高い。並んで同じ振付をしていても、ひとりだけ脚が高く上がったりします。グループ自体に活気をもたらしていて、それをもっと見てほしいなっていう気持ちでした。TIFでもいつも通り、頑張ってくれてましたね。

カメラマン・武田の選んだアイドルは?

武田敏将(カメラマン)様々なアイドルの現場に通い、その目と足で追いかける若手カメラマン。プロのアイドルから路上の美人まで、光る素材は逃さない“現場派”だ。「カメラを覗いていて、ホンモノと出会った瞬間、レンズが勝手に引き寄せられる」という、現場カメラマンならではの名言を持つ。

【MVPチーム】生ハムと焼うどん正直、僕は「王道アイドル」が好きなんです。…それでも、今年のMVPは生ハムと焼うどんで間違いありません。その現場を手の平で転がすように操作する力。練り込まれたコント。誰もが「こんなの初めて見た」「アイドルなのに面白かった!」と言うんじゃないですかね。「力」の前には、自分の持つアイドル観など無力なのだと思わされました。

【美少女ベスト3】

■橘花怜【たちばな・かれん】(二代目いぎなり東北産)正直、シャッターを押さずにいられませんでした。スターダストの先輩でいうと、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)と柏木ひなた(私立恵比寿中学)を足して2で割ったハイブリッドが彼女なんです。仙台でセンターを張ってますが、中央でもセンターを張れると思います。もちろん地方が悪いわけじゃないですが…。TIFで彼女を見れなかった人は不幸だと思います。

■今泉佑唯【いまいずみゆい】(欅坂46)「ゆいちゃんず」(今泉佑唯/小林由依)で歌っていた表情にやられました。SMILE GARDENの一発目に歌った時、それは歌手志望でずっと夢を追いかけてきた彼女が「野外のフェスで歌う」という夢を叶えた瞬間だったんです。その達成感と嬉しくて仕方ないという表情ーーさらに緊張感が重なって、本当に魅力的で幸せな表情をしていました。思わず、シャッターを連射してましたね。

■中井りか【なかいりか】(NGT48)3日目のHOT STAGE。SKE48のステージに感動しまくっていた後で、カメラを覗いたら、ひとりだけ光ってるコがいたんです。「あれ? 誰これ?」と思いました。中井りかでした。「中井りかってこんなにカワイいんだ!」って思いましたね。「このコがいるなら、NGT48はまだまだ先にいける!」って思わせてくれました。

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さぁ、皆さん、いかがでしたか?

毎年毎年、こんなことを言うのもなんですが、コレはあくまで「週プレTIF大好き取材班」独自の意見。

さぁ、皆さんも「MVP」と「キラキラ美少女」を決めてください。 そして、SNSで発表するのもいいでしょう! そうやって来年のTIFを待つことに致しましょう!

(取材・文/TIF大好き取材班、撮影/武田敏将・関根弘康・アオキユウ)