スバル史に名を轟かせる名車たちを紹介!

クルマオタクの星、スバルの富士重工業が2017年に迎える創業100周年を機に、社名そのものを「スバル」に変えるという。

それを記念して、ひと足先に週プレは1世紀にわたるスバル史に名を轟かせる名車を完全紹介! 【Part1】に続き、これでスバルがまるわかり!!

●社運をかけた新世代スバル

LEGACY TOURINGWAGON GT(初代レガシィツーリングワゴンGT)

LEGACY TOURINGWAGON GT(初代レガシィツーリングワゴンGT)1989-93年経営不振に陥っていたスバルが起死回生の一策として開発。低く構えたカッコよさがそれまでのスバルと一線を画すのは、走破性能など従来の社内基準をあえて緩和したから

●200馬力で4WD! 当時最速の一台

LEGACY SEDAN RS(初代レガシィセダンRS)

LEGACY SEDAN RS(初代レガシィセダンRS)1989-93年ツーリングワゴンよりゴリゴリの高性能。三菱ギャランVR-4 やトヨタ・セリカGT-FOURともども当時のオタクの憧れだった。このレガシィから世界ラリーにも本格参戦

●常識破りの4気筒エンジン搭載の軽

REX(Four-cylinder)(3代目レックス[4気筒モデル])

REX(Four-cylinder)(3代目レックス[4気筒モデル])1989-92年360を引っ張りすぎてホンダやスズキに逆転されてしまった軽自動車で王座を奪還すべく、常識破りの4気筒エンジンを投入。こうしてすぐ技術に走る(笑)のがスバル

●幻に終わったF1とスーパーカー事業

JIOTTO CASPITA(ジオット・キャスピタ)

JIOTTO CASPITA(ジオット・キャスピタ)1989年大金を投じた水平対向12気筒のF1エンジンは予備予選すら通過できず撤退。下着メーカーのワコールが企画した同エンジン搭載スーパーカーも市販には至らず。バブルだねえ

まだまだあるスバルの名車たち!

●凝りすぎるくらいに凝ったオープン軽

VIVIO T top(ヴィヴィオT top)

VIVIO T top(ヴィヴィオT top)1993-98年当時の軽オープンブームに乗じて登場。天井は3分割脱着式、後窓は電動開閉。数パターンの開放感が楽しめる凝ったオタクメカがスバルっぽい

●栄光のラリー史がいよいよ!

IMPREZA WRX Type RA STi(初代インプレッサ WRXタイプRA STi)

IMPREZA WRX Type RA STi(初代インプレッサ WRXタイプRA STi)1994年レガシィの走行メカを小型軽量ボディにねじ込んだ過激な走りは、ラリーで開花。競技ベースの「タイプRA」のSTiバージョンは屋根に外気導入口までついていた!

●早すぎたナンチャッテSUV

IMPREZA GRAVEL EX(初代インプレッサ グラベルEX)

IMPREZA GRAVEL EX(初代インプレッサ グラベルEX)1995-98年世のクロカン4WDブームを受けて、本格オフロード車を持たないスバルが放った苦肉の策。お世辞にもヒットしたとはいえないが、考えてみれば今をときめく“ナンチャッテSUV”の元祖

●世界がマネしたカサ上げワゴン

LEGACY GRAND WAGON(2代目レガシィグランドワゴン)

LEGACY GRAND WAGON(2代目レガシィグランドワゴン)1995年現行アウトバックの前身。写真上のグラベルEX同様の手法ながら、より上品な仕立ても手伝って北米でヒット。このやり方は後に独アウディなども採用して、今や世界の常識になっている

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