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未曾有の台風被害で北海道産野菜が輸送困難…長期出荷停止で前例のない価格高騰も! 

[2016年09月11日]

都内のスーパーで売られていた1玉59円の北海道産玉ねぎ。今は品数が豊富でも、今後は産地からの出荷量が激減…さらなる価格高騰が予想される

“農業王国”北海道を襲った3つの台風――各産地では、出荷どころか収穫すらままならない甚大な被害を受け、野菜の価格が高騰し始めている。

まずは玉ねぎ。道内・北見市を含むオホーツク地方は日本一の玉ねぎ産地だが、台風による被害が集中。その余波はすでに道外に及んでいた。東京都内の青果卸会社の担当者がこう話す。

「直近の卸価格は、平年比で50%高い20kg・3800円程度。1玉当たりでは平年価格27~28円から40円~50円に値上がりしています」

続いては人参。生産量にして全国の3割のシェアを持つ北海道の中でも主産地である富良野、十勝地方が台風による豪雨や洪水の被害を受けた。

「夏から秋に出回る人参のほとんどが北海道産ですが、卸値は台風以降、10kg・3300円程度と、平年の倍以上に高騰しているのが現状です」(前出・青果卸)

全国の生産量の約8割を占める北海道産ジャガイモも一大産地である十勝地方を中心に出荷量が激減しており、「平年の倍近い卸値がついている」という。他にも、北海道産が全国の9割を占めるインゲン(平年比46%高)、同じく6割を占めるかぼちゃ(同60%高)など、野菜が軒並み値上がっている。

ここに挙げた品目のほとんどは、9月が収穫の最盛期。「まさにこれから収穫というタイミングで台風被害に遭い、出荷量が激減したことで値段が高騰しています」(前出・青果卸)。

では、小売業界への影響はどうだろう。

コープみらい都内A「台風以降、野菜は軒並み原価が上がっています。大幅に値上げせざるを得ない状況ではありませんが、特売の頻度がかなり少なくなると思います」

ヤオコー都内B店「玉ねぎが心配です。現在、1玉・59円ですが、近日中に80円台に値上げすることになります。1ヵ月後には今年最高値の100円台になるかもしれません…」

前出の青果卸会社の担当者がこう話す。

「玉ねぎやじゃがいも、人参などの野菜は倉庫での保存がきく備蓄商品です。今はこの備蓄分をはき出している状態ですね。それでも出荷量は例年に比べて大きく減少しているので、価格は上がっています。さらに今後も各産地では台風被害で収穫できない状態が続くでしょうから、備蓄分はどんどん減って、いずれ底をつきます。台風による値上げの影響が本格的に出てくるのはこれからです」


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