(左から)谷桃子、森下悠里、小林恵美。『週刊プレイボーイ』42号では3人を含む、グラドル50人のオール撮り下ろしグラビアを掲載!

1966年の創刊から50周年を迎えた『週刊プレイボーイ』。これまで名だたるグラビアアイドルが表紙を飾ってきた。

メモリアルな創刊月間スタートとなる本誌42号では、過去20年で表紙となったグラドル50人のオール撮り下ろしグラビアを掲載。懐かしい顔ぶれから錚々(そうそう)たるメンバーの最新水着グラビアまで豪華絢爛なお披露目となっている。

そこで今回のグラビアにも参加した森下悠里小林恵美谷桃子の3人にインタビュー! 今なお第一線に立ち、グラビア界を牽引するレジェンドが週プレの思い出から結婚についてまでを語り尽くしてくれた。

***―今回は3人での撮影、ありがとうございました! 特に森下さんはご自宅まで撮影させていただき、本当にありがとうございます。

森下 いえいえ、とんでもないです。すごく楽しかったですー!

 家が豪華すぎて驚きました!

小林 普段、一緒に撮影することも少ないから楽しかったです!

森下 恵美ちゃん、ベッドの撮影で写真見たらすごいしなやかなんだけど、ずっと「きしむ、きしむ」ってつぶやいてたよね(笑)。

―すいません、無茶な体勢させて…。今回、50周年を迎えたわけですけど、皆さん、初めての週プレグラビアって覚えてらっしゃいます?

小林 単独でなら、20歳の時に沖縄で撮ってもらったんですけど、いつも撮影で晴れてたのに雨だったからすごい覚えてます。グラドルって雨女だと嫌われるっていう云われがあって、「これが最初で最後の週プレだったら…終わった…」って、結構ハラハラでした。

森下 わかる、それ! 特に新人のうちは外の晴れた明るいシチュエーションでっていうイメージだもんね。

 私も沖縄で雨でしたよ。スコールがかなり降ってて、最初から室内と軒下っていう(笑)。晴れた日もあって全部じゃないから、よかった。

森下 私は晴れてたけど、最初から畳系(笑)。もう20歳越えていたし、お姉さん系のコンセプトで撮ったので。確か、当時はリア・ディゾンちゃんが週プレで取り上げられてたんですよね。

 あ~懐かしい、思い出した。あと熊田曜子さんとか、ほしのあきさんとかも毎週グラビア誌に載ってた気がする。

『週刊プレイボーイ』42号では森下の自宅で3人グラビアを撮影

ファンは皆、結婚しろって思ってる?

―熊田さんは最近、グラビア復帰しましたけど、もう10年前ですからね。では週プレで特に印象に残ってるグラビアは?

小林 私、先輩のMEGUMIさんに撮ってもらったグラビアがあるんですよ。いっぱい撮られてきた人だから、撮るのも上手いんですけど、馬に乗ったりとか、女性目線のグラビアが多くて、ちょっと普段と違ってすごい新鮮でした。「それ、いいじゃん」とかあのテンションで声かけてもらえるんですよ、それも不思議な感覚(笑)。

森下 おしゃれだよね。女性同士だから女性から見た恵美ちゃんの美しさが全部入ってるし。私はいろんな仲いいグラビアのコとコラボさせてもらって、いつも楽しいですね。仲良すぎると逆に恥ずかしい時もあるんですけど(笑)。

 週プレさんでは過酷なグラビアも多いんですけど、一番覚えてるのは習志野航空部隊の体験入隊で11mの高さから飛び降りたことですね。首がむち打ちになりそうなくらいの衝撃だったのに、次の日、初表紙の撮影だったんですよ(笑)。

小林 すごいね。でも、ちょうど私たちが始めたころは“バラドル”って言われて、カラダ張ることも多かったよね。私もヘビをカラダに巻いたりしたし。

 そういう経験してると、心折れないし精神的に強くなれる(笑)。着替えすらないところも結構あって、どんどん強くなってる気がする。

森下 なんかニップレスとか貼ってれば全然堂々とね(笑)。毎回、すごく楽しいんだけど。ねぇ、ふたりとももしグラビアがなかったら何してたと思う? 私は元々、23歳くらいでキャビンアテンダントに応募しようと思ってたんだけど。

 私は飲食業というか、この仕事をする前は築地の料亭で働いていたんで、そういうお仕事はしたいです。今だに将来、小料理屋さんをやりたいと思ってるので。常連さんが毎回来てくれるみたいな。

小林 私、大学行ってたので普通に就職して丸の内OLやりたかった。5時からは整えて合コン行くみたいな。あとは広報担当で何かとTVで出てるとか(笑)。

―そんな姿も見たかった!(笑) 皆さん、デビューして10年以上経ちますが、結婚とかって…。

小林 …それ聞いちゃいますか。親もそうだし、いろんなところからめっちゃ心配されますよ! 男性ファンはもう皆、結婚しろって思ってるみたい。ファンから卒業したいみたいで。

森下 (小林の所属事務所の)野田社長に偶然会った時に「おまえと小林は早く結婚してくれよ」って言われた(笑)。ファンの人も変わってくるよね、親戚みたいな感じだもん。

 そうそう、ホント心配してくれてる。早くいい人見つけなとか、すごい言われますよね。

小林 35までに結婚したいから来年ぐらいにはしたいなぁって思いますね。ファンのためにも。その時は週プレさんのインタビューで発表したいです(笑)。

森下 一緒にグラビア始めた同期のコとか、2010年前後で結婚しちゃったコも多いしね。

ヌードオファーは驚くほどリアルな金額?

―ちなみに、もうひとつの転機として、ヌードの話とかって実際にくることあるんですか?

森下 あっ、きますよ。表立って出てないって判断されちゃうと、たぶん今いけるかなーみたいな感じで。

小林 20代半ばから後半で事務所にちらほらあったみたいです。たぶん、その頃、露出が少なかったのかも。

 事務所から断った後で、某大手さんとかからあったって聞きました。しかもリアルな金額でめっちゃ驚きます。両親の涙は見たくないので、そのつもりはないですけど。

森下 うちも両親びっくりしちゃうからね。本人が希望して後悔しないようであればいいと思いますね。いい起爆剤にもなると思うから。でも、脱いでも話題にならなかったらイヤですよね(苦笑)。

小林 映画で脱ぐこととかありますよね。女優志望のコだと、やっぱりこの監督だったら脱いでもいいって気持ちもあるみたいですね。

―おお、いろいろ深い話があるんですね。では最後に、今後どんなグラビアをやってみたいですか?

森下 あっ、私、ワンちゃんブラみたいなのやりたいです。ペット買ってるコで集まって、皆、上はペットで隠すみたいな。

 ん~なんだろう。虫も全然大丈夫だけど無理そうだし。でも、まだヘビは経験してないんですよね。トカゲとか爬虫類系は大丈夫ですよ!

―小林さんはどうでしょうか? MEGUMIさんの次は野田社長とか?

小林 ぜっったい撮ってもらいたくない! 絶対イヤです! 「ほら、脱げ!」って言われそう。でも、先輩じゃなくて同期とか仲いいグラドル同士で撮り合いしたいです。

 女のコ同士で見せる素顔をグラビア的に撮ったりするのは斬新かも。

小林 あとグラビアで4コマ漫画みたいなの連載したいです。毎週いろんなコがやったらカワイい気がする。ストーリーに時事ネタも盛り込んでみたいな。

―実写版4コマ漫画ってことですね、面白そうです。こちら、全て提案してみます! ありがとうございました!

週刊プレイボーイ』42号では、グラドル50人のオール撮り下ろしグラビアを掲載!

(取材・文/鯨井隆正 撮影/小塚毅之、武田敏将[インタビュー])