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他球団スコアラーが分析する投手・大谷翔平の攻略法とは?

[2016年10月12日]

「二刀流論争」に圧倒的な結果を残すことで完全にケリをつけた今年の大谷

プロ入り当初は疑問の声も多かった「二刀流論争」に圧倒的な結果を残すことで完全にケリをつけた今年の大谷翔平(北海道日ハム)。

プロ4年目にして投打とも完全にチームの中心となった希代の怪物は、CSや日本シリーズを勝ち抜いて“マンガを超えたヒーロー”になれるだろうか?

「結論から言えば、大谷が活躍すれば日本ハムはCS突破、あるいは日本一。逆に、活躍できなければ苦戦。そうなるでしょう、やっぱり」

現役時代にロッテの捕手として2度の日本一を経験した野球評論家の里崎智也氏は、迷わずそう言い切る。

今年、特筆すべきなのは、先発しながら打線にも入った「二刀流試合」に7戦全勝したこと。当初「早くどちらかを選べ」といわれた投打の二刀流も、もうケチをつける者はいない。成績的にも、内容的にも、今年の大谷翔平は投げては最速164キロを誇るエース、打っては主に3番を任される主砲として、チームを入団以来初の優勝に導いたのだ。

日本で一番野球がうまいヤツらが集うプロの世界で、エースで主砲で日本一。マンガでも恥ずかしくて描けないようなヒーローの誕生劇は実現するのだろうか?

まずは投手・大谷について。CS、そして(まだ気が早いが)日本シリーズでの課題を、かつて横浜(現DeNA)のエースとして活躍した野村弘樹氏はこう分析する。

「大谷の数少ない課題は立ち高く、手足の長い投手にありがちですが、その日ごとの微妙なフォームのバランスをつかめるのは2回か3回になってから、ということが多い。相手とすれば、そこまでがチャンスといえます」


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