日本シリーズが終了した翌日から、球界は一気にストーブリーグに突入した

熱闘の余韻に浸る世間とは対照的に、日本シリーズが終了した翌日から、球界は一気にストーブリーグに突入した。例年にも増してキナくさい噂の多い今オフ、水面下では一体何が起きているのか?

日々、現場をかぎ回る記者たちが、“出禁クラス”の裏ネタを大暴露する(年俸はすべて推定です)。

スポーツ紙デスク 今年のFA戦線の主役は、やっぱりオリックスの糸井嘉男かな。今季は35歳にして53盗塁をマークし、史上最年長の盗塁王。走・攻・守と三拍子そろった“超人”ぶりは健在だね。

記者A しかし、グラウンド外では相変わらず何を考えているかわからない“宇宙人”ですよ(苦笑)。実は、水面下で巨人が年俸6億円の4年契約という超BIGな条件提示をしたようなんですが……。

記者B 6億! 広島・黒田博樹の球界最高年俸と同額か。しかも4年!

記者C オリックスの提示額は4年総額18億円といわれていますが、それをはるかに上回る内容。まあ、普通は決まりですよね。

 ところが、なんと糸井はそれを蹴っちゃった。本人は「関西は暮らしやすい」と言っているようです。

デスク 巨人には行きたくないと? だったら水面下とはいえ、交渉を受けなきゃいいのに(笑)。さすが宇宙人。

 10月初旬には阪神の関係者から「糸井は巨人に獲られた」という嘆きの声も聞こえたけど、これで逆転の目が出てきましたね。

 ただ、阪神は「マネーゲームはしない」とも言っている。結局、オリックス残留なんてこともあるかも。

デスク で、糸井を逃した巨人はどう軌道修正するかな? FA補強は日本ハム・陽岱鋼とソフトバンク・森福允彦の両獲りもささやかれている。

 センターと左のリリーフは補強ポイントですからね。

 それより、サプライズの可能性もありますよ。

発売中の『週刊プレイボーイ』46号では、巨人がFAでラブコールを送る意外なベテラン選手の名前から、不振にあえぐ阪神が狙う大物打者、ソフトバンク失速の戦犯まで、現場の記者たちが実名を挙げて暴露している。是非ご覧いただきたい。

■週刊プレイボーイ46号「嵐のストーブリーグ(裏)ネタ超速報 球界勢力図ガラガラポン!!」より