圧倒的な美貌を持つプロスノーボーダーとして高い注目を集める岩垂かれん

圧倒的な美貌を持つ、プロスノーボーダーとして高い注目を集める岩垂(いわだれ)かれんが発売中の『週刊プレイボーイ』46号でグラビアに初挑戦!

彼女は10歳でスノーボードを始め、13歳で全日本ユース部門で優勝、15歳の時に史上最年少でプロ資格を取得した実力派。昨年はナショナルチームに所属し、ワールドカップなどの大会を転戦。現在はスノーボードクロスをメインとし、海外の大会中心に活動している。

今回のグラビアではそんなアスリートの力強さ、激しさからは想像もつかないような女性らしさを披露。柔らかな自然光の中、ウエアを脱いだカワイらしい素顔を見せている。

いよいよ冬本番。スノーボードへの関心が高まっていく中、そんな彼女を直撃し、初グラビアの感想からちょっと意外な日常までを聞いた。

―こうしてグラビアを撮るのは初体験だそうですね。週プレに出るってことで緊張しました?

岩垂 それはなかったです。お話をいただいた時、面白そうだなと思ったんだけど、週プレって読んだことがなかったんですよ(笑)。だからどんな感じの撮影になるか全く想像がつかなくて。

―すごく可愛らしいグラビアになりましたよね。実際に撮影されてどうでした?

岩垂 結構、恥ずかしかったです(笑)。普段、こんな風に人前で肌を見せたり、ポーズを決めたりすることなんてないんで。でもすごく新鮮だったし、やってよかったです。

―それはよかったです(笑)。好きなカットはあります?

岩垂 この扉のページかな。リラックスしてる感じが好きですね。

―大きなスウェットを着て素脚を出しながら、ぺたん座りしているカットですね。自宅でくつろぐ時もこんな感じ?

岩垂 もっとパジャマみたいな格好してますね(笑)。そういえば撮影でスタイリストさんがついたことってないんですよ。だから衣装やアクセサリーが並ぶのを見て、「うわー、モデルさんの撮影ってこんな感じなのかな」って、ちょっと楽しくなりました(笑)。

―でもグラビアを見るとアスリートというよりモデルそのものですよね。そもそもなぜスノーボードをやるようになったんですか?

岩垂 小学4年生の時、家族旅行でスキーに行って、スノーボードに履き替えてみたらハマっちゃって。で、その年の夏休みに親に誘われて、ニュージーランドまでスノーボードのキャンプに行ったら運よくプロのコーチに教えてもらえたんです。そうしたら、できるようになっちゃって(笑)。

スタート前は死ぬんじゃないかって

―才能ですね。で、早くも小学6年生でスポンサーがついたとか。

岩垂 そうです。まだ小さいコがスノーボードをやるのが珍しかったこともあって、DVDに出させてもらったんです。そうしたらスポンサーがついてくれて。そこからずっとスノーボード中心の生活ですね。毎年、夏休みはニュージーランドとかどこかに行って、冬は新潟の山にこもったりして、とにかく延々すべってます。

―プロになったのはいつ?

岩垂 中学3年生の時ですね。ずっとハーフパイプをやってたんですけど、(スノーボード)クロスの全日本大会に出て、優勝したんでプロ資格を取りました。

―中3でプロとはすごい! 今やっているスノーボードクロスはレース形式のスピード競技ですよね。技を競い合うハーフパイプとはまるで違うけど、なぜ転向を?

岩垂 採点されるのが好きじゃないんですよ。得点がどうとかでモメるのも面倒臭くて。それよりもレースが好きだったし、性格的にも負けず嫌いなんで向いてるかなって(笑)。

―選手同士の接触もあるし、より激しいイメージがあるけど。

岩垂 接触は怖くないですよ。それよりコースのジャンプ台の大きさですよ。自分の3倍くらいの高さとかあることもざらで! スタート前は死ぬんじゃないかみたいに思うこともありますね。

―日々、ワールドカップや各地の大会に出るため海外を転々としているんですよね。

岩垂 今年はヨーロッパ、カナダ、アメリカ、ニュージーランドとか…半分くらい海外にいました。大会だけでなく、練習にも行きますよ。やはり環境も整ってますしね。

―日本とは違います?

岩垂 全く違いますね。大会の観客席が満員になりますから。日本だと大会やっても5人見てるかどうかで。「なんか、スキー場でやってるぞ」みたいな(苦笑)。

―へーっ、そんなに違うんですね!?

岩垂 日本ではまだまだマイナー競技ですよ。もっともっと盛り上げないと。

私を上手に扱ってくれる人が好き

―それだけ海外にいるってことは英語も堪能でしょうね。

岩垂 いや全然できないです(笑)。

―10年くらい行き来してるわけでしょ!

岩垂 なんとかなりますよ! ホテルのチェックイン、あと食事と買い物ができれば不自由はしないし。海外の友人もいるけど、何も問題ないです。とりあえずOKみたいな(笑)。

―かなりアバウトですね(笑)。

岩垂 私、なんでもなんとかなるだろうって思っちゃう性格なんですよ。海外に出かける時も事前に何も予約しないし。

―ホテルとかシャトルバスとか?

岩垂 そう。信じられないっていう友達もいるけど、そんなの行けばどうにかなりますから。予約とか計画とか考えるより、その時々の気分を大事にどんどん変えていくほうが楽しいし好きですね。要するに自己チューなんですよね(笑)。

―いやいや。精神的にたくましいというか。ちなみに休日はどんな風に過ごします?

岩垂 何もせずに割とぼーっと過ごしてることが多いですね。あとは買い物をしたり、友達とお酒を飲みにいったり。

―お酒は好きですか?

岩垂 はい(笑)。最近は焼酎にハマりそうで。エビとかイカとか海鮮系の食べ物を肴(さかな)に飲むのが好きですね。あと焼き鳥とかも好き。大衆的な居酒屋とかさびれた中華屋とか大好きでよく行きますね。

―随分とオヤジっぽいというか。あと、これだけは聞きたいけど、好きな異性のタイプは?

岩垂 大人の男性ですね。何事も動じず、落ち着いた人というか。あと私を上手に扱ってくれる人がいいですね。結構、大変だと思うけど(笑)。

―あはははは。では今後の目標を。

岩垂 ずっとオリンピックが第一の目標だったんですけど、そこだけにとらわれることなく、もっと広くプロ活動をしたいと思っています。スノーボードの場合、オリンピックが最高峰じゃないとも言われていますし、最高齢38歳までやっている競技なんで。今は焦らなくてもいいかなとも思うし。

―なるほど。まだまだ自分の可能性を広げる時期だと。

岩垂 そうです。あとは、とにかく業界全体を盛り上げたいです。日本中の人がもっとスノーボードに興味を持ってくれて、その中で自分自身が活躍して喜んでもらえたら本当に幸せですよね。

岩垂かれんのグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』46号もご覧ください!

(取材・文/大野智己、撮影/矢西誠二、インタビュー撮影/石川耕三)

■岩垂かれん(IWADARE KAREN)1993年12月24日生まれ 東京都出身 ○小学4年の時にスノーボードと出会う。その後、ジュニアやユース部門の大会(ハーフパイプ)を転戦し、13歳で全日本のユース部門にて優勝。15歳より日本スノーボード協会(JSBA)公認プロライダーとして活動。現在、スノーボードクロスをメインに活動を続け、昨年はSAJナショナルチームに所属しワールドカップなどの大会を転戦した。オフィシャルブログhttp://lineblog.me/karen_iwadare/ 公式インスタグラム【@kareniwadare】

★今回、グラビアで掲載しきれなかったカットを週プレモバイルで公開中