週プレNEWS TOP 連載コラム セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」 セルジオ越後がU-19代表に苦言 「19歳は決して若くない。危機感を持ってほしい」

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セルジオ越後がU-19代表に苦言 「19歳は決して若くない。危機感を持ってほしい」

[2016年11月10日]

A代表で見てみたいと思わせる選手はいたかな?と語るセルジオ越後氏

2020年東京五輪の中核を担う世代がやってくれたね。

U-19日本代表が、バーレーンで開催されたU-19アジア選手権決勝で、サウジアラビアをPK戦の末に破り、初優勝した。

今大会の上位4チームにはU-20W杯(来年5月~・韓国)の出場権が与えられる。日本は過去4大会連続で出場を逃していただけに、まずはひと安心。先月、U-17W杯の出場権を獲得したU-16代表に続いて明るいニュースを届けてくれた。

このチームの勝因は堅い守備。それに尽きる。全6試合で無失点。全員がハードワークし、局面での数的優位をつくってボールを奪う。日本らしい、よく組織された守備を見せた。

なかでも目についたのが、センターバックふたりの働きぶり。中山(柏)は冷静でミスがほとんどなく、チームに落ち着きをもたらした。一方、冨安(福岡)は粗削りながら高さがあり、対人プレーで強さを発揮。実にいいコンビだったね。ほかの選手たちと違って、ふたりともJ1でレギュラーを張っているだけのことはある。今大会でさらに自信をつけただろうし、まだまだ伸びる可能性がある。

今回の結果は素晴らしいけど、厳しいことを言えば、選手や関係者にはこれで満足してもらっては困る。組み合わせに恵まれた面もあったし、決勝のサウジ戦、グループリーグのイラン戦は得点を奪えず、攻撃面では課題を残した。何よりアジアはあくまで通過点。問題は世界でどこまで戦えるかだ。

例えば、リオデジャネイロ五輪代表もアジア予選では優勝したけど、五輪本番では歯が立たず、早々とグループリーグで敗退している。その失敗を繰り返してはいけない。


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