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原子力空母、潜水艦からハイテク無人機まで…軍事兵器の50年史を再検証!

[2016年11月13日]

「ニミッツ級空母」1975年から2009年にかけて建造され、世界最強の米海軍の象徴となった10隻の大型原子力空母シリーズ。長距離&長期間の作戦行動が可能で、乗員3200名、航空要員1700名、航空機70~90機を搭載できる

大型空母の君臨、ステルス戦闘機の衝撃、原子力潜水艦の脅威、最新型戦車の破壊力、そして超ハイテクな無人兵器へ――。

この50年間、軍事の世界では常に「衝撃の新兵器」が生まれ、国際情勢を動かしてきた。創刊から50周年、いつも時代の新潮流を追い求めてきた週プレが、その歴史を再検証する!

* * *

【1966-1975】 ドロ沼のベトナム戦争が変えた冷戦のパラダイム

■重厚長大な兵器から「使える」兵器へ
ドロ沼化したベトナム戦争で西側陣営の強国アメリカがつまずき、旧植民地の「民族解放運動」と結びついたソビエト連邦(ソ連、現ロシア)率いる東側陣営が兵器の質・量ともに優位に立った時代。

独自のドクトリンを推し進めるソ連が次々と新しいコンセプトの兵器を生み出す一方、アメリカの重厚長大な兵器は対ゲリラ戦になるとひどく効率が悪く、大きな方向転換を余儀なくされた。

「核戦争を含む国家同士の正規戦に特化した、カタログスペックに重きを置いた兵器から、対ゲリラ戦、対テロ戦まであらゆるレベルの戦いで『使える』兵器への転換です。

この時期に登場した兵器は、50年近くたった今も改良されながら第一線で活躍しているものが多数。後に開発される兵器も、大半はこれらのコンセプトをなぞって発展させたものです」(軍事アナリスト・嶋田久典氏)

現代兵器の礎は、この時期につくられたと言っても過言ではないのだ。

【1976-1985】 エスカレーションする対立

■戦場のデータを活用する兵器の登場
冷戦の激化は兵器の高威力化を推し進め、東西両陣営は高コストをいとわず開発合戦をエスカレートさせた。とりわけ軍拡路線に拍車をかけたのが、81年に就任した米ロナルド・レーガン大統領が打ち出した「スターウォーズ構想(SDI)」だ。

「従来型兵器を大量に投入するだけでなく、戦場情報の分析・活用が進んだのがこの時代です。精密誘導による“ハチのひと刺し”を狙う兵器も登場し、82年のフォークランド紛争では、イギリス海軍の駆逐艦が、アルゼンチン海軍機のエグゾセミサイル一発で沈められました」(軍事評論家・菊池征男氏)

一 方、ソ連では莫大(ばくだい)な軍事技術開発費、そして79年のアフガン侵攻がドロ沼化したことによる戦費の高騰が次第に国家経済を圧迫。東西の力の均衡が崩れ始めたことにより、イラン・イラク戦争(80年~)など、内戦や紛争が世界中で頻発し始めた。ソ連崩壊(91年)へと続く“時限爆弾”は、この時期にセットされたといえるだろう。

「F‐117ステルス攻撃機」(1983) 米空軍が初めて実用化したステルス機。レーダー波の反射をそらす形状を重視した設計で、飛行中はコンピューターが姿勢を自動制御。湾岸戦争とコソボ紛争で爆撃作戦に従事したが、運用コストが高く、2008 年に全機が第一線を退いた

「F‐117ステルス攻撃機」(1983)
米空軍が初めて実用化したステルス機。レーダー波の反射をそらす形状を重視した設計で、飛行中はコンピューターが姿勢を自動制御。湾岸戦争とコソボ紛争で爆撃作戦に従事したが、運用コストが高く、2008年に全機が第一線を退いた


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