今年3月、女優転身を高らかに宣言した9頭身美女・田中道子

10月にスタートしたドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系列)で女優デビュー。いきなり西田敏行演じる病院長の美人秘書兼愛人・白水里果を熱演し、注目を集めているのが田中道子(27)だ。

彼女は「ミス・ワールド2013』日本代表に選出され、その後、トップモデルとしても活躍する9頭身美女。今年3月、所属するオスカープロモーションが米倉涼子、菊川怜、上戸彩などを輩出した「女優宣言お披露目記者発表会」を10年ぶりに開催。そこで女優転身を高らかに宣言した。

そんな彼女が発売中の『週刊プレイボーイ』48号で初グラビアに挑戦。華やかな水着に着替え、日本人離れした抜群のスタイルと至高のアジアンビューティフェイスを披露している。

そこで早速、インタビューで直撃。女優転身の経緯や日常までを明かしてもらった。『ドクターX』の白水里果はただの愛人にとどまらず、お金と地位をも愛する魔性の女――ハマってるだけに近寄りがたい女性かと思いきや、なんとも意外な素顔が…。

―担当編集に聞いたら、初グラビアにも関わらず、恥ずかしいとかもなく、楽しそうにしてたとか。

田中 うふふふ。すごく楽しかったです! スタッフの皆さんが盛り上げてくださったので、伸び伸びできました。

―特に好きなカットは?

田中 う~ん、どれも好きですね。あっ、これ、体勢がちょっとキツかったんです!

―階段の上に寝そべってるポーズですね。

田中 調子に乗って(身体を)浮かせたり、ひねったりしてたら、筋肉痛になって。翌日、大変でしたよ(笑)。

―それにしても脚が長い! 股下はどれくらい?

田中 82~3センチくらいです。

―長っ! 日本人離れしてるけど、ひょっとしてハーフかクォーターですか?

田中 それ、よく言われるんですけど、純日本人です。「みっちゃん」って、昔からよく呼ばれてましたし(笑)。母が鹿児島県の徳之島出身なんですよ。それで濃い血筋なのかなって。

―なるほど。いやー、本当にすごい美貌で、ミスワールドの日本代表に選ばれたのも納得です。

田中 ありがとうございます。でもそれが仕事に繋がるとは思わなかったです。数年前までは普通に就職するつもりだったんで。

―何をやろうと思ったの?

田中 建築士です。大学を卒業した後、23歳の時に2級建築士の資格をとりました。

台本を読んで絶句しちゃいました

―それまたすごい。まさしく才色兼備! それがなぜ芸能界へ?

田中 知人に紹介されて、今の事務所の方とお会いする機会があり、誘っていただいたんです。悩んだんですが、思い切って東京へ出てきました。幸運にもモデルとして、いろいろとお仕事をいただけるようになりましたし。

―そこにきて今年、女優宣言。しかも10年ぶりに発表会が開かれたほど、すごく期待をかけられてますよね。

田中 いやいや。プレッシャーもありますけどね。期待に応えられるように、少しでも女優として成長していく姿をお見せしたいですね。

―そして初仕事が人気番組『ドクターX』。“魔性の女”役ですが、元々、悪女をやりたいって、その発表会でも言ってたとか?

田中 この業界って自分のイメージを活かすことって大事だと思うんです。私、よくキツい女性に見られるんで(笑)。それを活かしたほうがいいなって、自己分析して。

―さすがですね。それにしてもやたらブラックな役ですけど…。

田中 西田さんの愛人役なんですけど、今後、他の男性とも…みたいな展開になっていくんです。台本を読んで絶句しちゃいました。でもやっていて本当に面白いですね。

―演技をする上で、何か研究なんてするんですか?

田中 映画をよく観ますね。洋画が多いんですけど、ペネロペ・クルスさんの『ブロウ』を観て、婚約者がいるのに他の男性に色目を使う姿を研究したりとか。監督さんからは『氷の微笑』を観てほしいと言われました。

―シャロン・ストーンの大ヒット作ですね。ペネロペもそうだけど、まさしく悪女キャラのスタンダードというか。かなり活きてますね。

田中 まだまだ失敗ばかりですけどね。西田さんのアドリブに応えられずにやっちゃったみたいなこともあったし。

―それは一体、どんな?

田中 あるシーンでセリフを言った後、カメラアウトして、西田さんと泉ピン子さんが喋っている様子を見ていたんです。そうしたら急に西田さんに呼ばれて。でもカメラに入っていいのかまるでわからなくて対応できなかったんです。

―おーっ。

田中 結局、何回か呼ばれて入っていったんですけど、すごく慌てちゃって。秘書だから「かしこまりました」って言えばいいだけなのに設定も全部飛んで、ただ棒立ちのまま。その後、すごく怒られてめちゃくちゃヘコみました。ホント、涙が出てきちゃって…。

好きになると、とにかく一途です

―実際の自分には魔性の要素はあるんですか?

田中 全くないです。むしろ真逆ですよ。好きになるとすごく尽くすし、とにかく一途ですから。

―では、どんな男性が好きなんですか? 

田中 容姿は全く気にならないです。それより自分を甘えさせてくれる年上の方が好きですね。うふふふ。

―理想のデートは? 

田中 私、兄の影響でゲームがすごく好きなんですよ。だから一緒にゲームとかしたいです。

―ゲーム! それはちょっと意外な…普段からよくやるの?

田中 します。今は『UNDERTALE(アンダーテール)』っていうRPGにハマってて。ゲームをする時は、メガネかけて、髪の毛をお団子にして、あとおつまみも用意して(笑)。

―プライベートではショッピングとか、お友達とワインを飲みに行ったりするようなイメージかと…。

田中 あははは。よく言われます。パーティに行きまくってるんじゃないかとか。でもインドアですね。家でマンガを読むのも大好きだし。最近は『ライジングサン』(作/藤原さとし)を気に入ってよく読んでますね。

―自衛隊のマンガでしょ。また男のコっぽい趣味ですね~。

田中 そうなんです。学生の頃も兄の友達とよく遊んでました(笑)。

―今後はどんな作品に出たいですか?

田中 アクション映画ですね。私、小さい頃から陸上の高跳びをやったりして体を鍛えていたので、運動には少し自信があって。アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)のようなセクシーで力強い役をやりたいですね。

―ミス・ワールドの実績もあるし、やはり将来はインターナショナルで活躍する女優さんに?

田中 そうですね。是非、海外の作品には出演してみたいです。その夢を叶えるためにも、今はがむしゃらに頑張っていきたいですね。

田中道子のグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』48号もご覧ください!

(取材・文/大野智己、撮影/佐藤佑一、インタビュー撮影/武田敏将)

■田中道子(TANAKA MICHIKO)1989年8月24日生まれ 静岡県出身 身長172cm B80 W58 H83 血液型=O型 ○「ミス・ワールド2013」日本代表。今年3月に女優宣言をし転身。ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)出演中。詳細はオフィシャルブログにて http://ameblo.jp/michiko-tanaka-blog/