来年、運気がいいのは年配の人たち? 古坂大魔王はもっと売れる? (イラスト/服部元信)

“最強の占い師”ゲッターズ飯田氏が『週刊プレイボーイ』本誌連載中のコラムで旬の話題を取り上げる「ゲッターズ飯田の占い放浪記」で占ったところによると…。

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来年、運気がいいのは年配の方たちです。

年末は、来年の予告編的なことが起こります。自分で言うのもなんですが、確かに、今話題になっている方たちって年配が多い印象。

まずは、ピコ太郎さん。この方をプロデュースしている(ということになっている)古坂大魔王さんはベテランの芸人ですが、自分よりさらに上の年齢を設定してキャラクターを作ったところが、運気を上げる意味で正解でした。

では、古坂大魔王さんとピコ太郎さんをそれぞれ占ってみましょうか!

ピコ太郎さんは1963年7月17日生まれという設定。古坂さんはその10年後、1973年7月17日生まれ。どちらもなかなかのしっかり者です。古坂さんとピコ太郎さんは年齢こそ違いますが、同じ運気の流れがあります。

ただ、流れは同じなのですが、2016年は古坂さんの運気のほうが少しだけ上。運命を左右するような相手が現れると出ています。それが、ピコ太郎さんだったのかも。

古坂さんは44歳を超えて大きなチャンスをつかむ星がありますから、来年はもっと売れそう。もともと計算は得意ではない人で、楽しいことだけをやっていきたいというタイプ。ピコ太郎さんも古坂さんもライブをやると運気が上がりますから、それぞれのフィールドでどんどんライブをやってください。古坂さんはあまり、ピコ太郎さんに執着しないほうがいいかも。

ボブ・ディランは授賞式に絶対に来ない

さて、もうひとり、話題の年配者といえば、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランさん。占ってみると、ボブ・ディランさんは「自由が大好き」。なんか、そのまんまですね(笑)。枠にはめられるのが大嫌い。空気は読めませんが、計算のできる方で、お金を稼ぐために働きます。

12月のノーベル賞授賞式に来るかどうかが話題になっているそうですが、性格的には絶対に来ないですね。(この占いの後、授賞式を欠席すると発表)

さて一方、ノーベル文学賞有力といわれながら、今年も受賞を逃した村上春樹さんのことも占ってみると、獲るチャンスがあるのは2018年か2021年。

この方は野心家の星があるので賞は欲しいと思います。ただ、それを獲って偉くなりたいわけじゃなく、頑張りを認めてほしいタイプですね。「下町のやんちゃな人」の話を書くと運気が上がります。「寅さん」とか『こち亀』のような作品です。今後の受賞に期待したいですね!

●ゲッターズ飯田1999年よりお笑いコンビ「ゲッターズ」として活動。コンビ解散後は放送作家、タレント、占い師として幅広い分野で活動。芸能界にも信奉者が多い