週プレNEWS TOP 連載コラム 旅人マリーシャの世界一周紀行 『Blue Hunter』 旅人マリーシャの世界一周紀行:第128回「珊瑚まみれ! グロテスクで神秘的な海底美術館とアブない“マッチョ”」

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旅人マリーシャの世界一周紀行:第128回「珊瑚まみれ! グロテスクで神秘的な海底美術館とアブない“マッチョ”」

[2016年12月08日]

海底美術館にいた子供の像。小さいものについ親近感が沸くマリーシャ

世界屈指のリゾート地、メキシコのカンクンといえば、やっぱりカリブ海! ピンクレイクだけではなく、海底美術館(MUSA)にも行ってきました。

この海底美術館は、年間約75万人の観光客が訪れるカンクンで、珊瑚の破壊が深刻な問題となっていたため、それを守るために始まったプロジェクト。

ちょっと怖さすらある神秘的な海底の美術館は、シュノーケルやグラスボートなどの水面からも拝めるそうだけど、せっかくなのでダイビングでGO!

しかし当日はあいにくの天気で、暗雲漂う空と波立つ海に緊張し、私はソワソワしていた。

ダイバーマリーシャ、海底美術館へいざ探検!

ダイバーマリーシャ、海底美術館へいざ探検!

ダイビングのライセンスを取ったのは十数年前。とっくに機材の使い方も忘れている中、今年、一時帰国の時に久々に上級者と潜ったサメの出るポイントでは、ちょっとしたパニックに。

私は見た目はいっちょ前に肌が黒く海好き女子なわりに、オーストラリアのカレント(離岸流)で溺れかけたり、船酔いにめっぽう弱かったりと、海への片思いは長い。でも片思いってドキドキするから良いものだ。

そして、その日もドキドキしながら海へアタック!

しっかり酔い止めを飲んで、ボートで20分のポイントに辿り着くと、海底に向かってロープをつたいながらブクブクブクと沈んでいった。薄暗い海の底から何者かに引きずり下ろされているような感覚にビビりながら、深さ10~15mあたりに到達すると、すぐに

「おおっ! 車だ!」

海底にポツンと一台の車の彫刻が沈んでいた。珊瑚に覆われ、まるでサビついているような、灰をかぶっているような見た目で、海中で青白く佇んでいる。

海底の車

海底の車

早速、現れた海底アートに恐怖心は興奮に変わり、私は興味津々で車に接近!

しかし中性浮力がうまく取れず、水中でクルリと体がひっくりかえったりして、危うく車にぶつかるところでした。危ない危ない、珊瑚を傷つけてはなるまい。

必死に洞窟の中を撮影するダイバーマリーシャ

必死に洞窟の中を撮影するダイバーマリーシャ


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