グラビアでは“成長しすぎたカラダ”を見せる久松

今やグラビア誌の表紙を数々飾り、男女ともに支持を集める久松郁実が発売中の『週刊プレイボーイ』52号に登場!

普段は明るい太陽の下、海辺で笑顔を輝かせるような王道のグラビアをやってきた久松だが、今回は大御所カメラマンを迎え、いつもよりも身近な姿を披露。

「カラダは二十歳、ココロは5歳児」というタイトルにふさわしく、大人びた表情からイタズラな笑顔まで様々な顔を見せている。もちろん、弾けるような“ボン・キュッ・ボン”スタイルも健在。無邪気さ、カワイさ、セクシーさ…彼女の持つアンバランスな魅力を存分に発揮しているのだ。

20歳という節目を迎えた今年は多数のドラマや映画に出演し、知名度もさらに飛躍。今回のグラビアの裏側とともに今年1年を振り返ってもらった。

―今年を締めるにふさわしく、グラビアを席巻しまくった久松さんの魅力全開となりました!

久松 「カラダは二十歳、ココロは5歳児」ってひどい(笑)。前からいつも編集の方に「5歳児だよね」って言われてたんですよ。タイトルに使っちゃったんですね、それ(笑)。

―5歳児って…なんでそんな風に言われてるんですか?

久松 私、たまに少しふざけちゃうんですよ、撮影中でもたまに集中できない時もあって。今回も昇さんのこといじっちゃってました。皆も笑ってたからいいかなって(笑)。

―昇さんって、カメラマンの中村昇さんですよね。40年以上、週プレでグラビアを撮ってもらってる…。

久松 あんまり大御所の方と一緒になることがなかったんで、どんな感じになるんだろうなって。少し話しかけづらい印象もあったし、最初は普通にやってたんですけど…でもやっぱりふざけたくなってきちゃって。昇さん、優しい人だなって思ったので、ふざけちゃったんですよね。

―でも、なんでそんなふざけられるんですか、大御所相手に。

久松 え~、だからそれが5歳児なんですよ~。成長できてないんです、“ココロ”が(笑)。

―なるほど(笑)。でも、それが許されるのも久松さんの魅力ですよね。撮影自体はどうでした?

久松 すごく楽しかったです。昇さんが撮影中、「あなたの表情を全国の女のコが真似したらモテるようになるね。表情の使い方がうまいよ」って言ってくれたんですよ。それが今年一番嬉しかったです。これからも頑張ろうって思いました。

それってグラビアだけじゃなくて演技とかにも繋がることで、今年1年、いろんなお芝居させてもらった中ですごくたくさん学ぶことができたから、そう言ってもらえたと思うんですよ。

オジさんに囲まれ「面白い酔っぱらい」に?

―ふざけちゃってても、真面目に取り組んできたわけですね!

久松 そう言われると照れるからやめてください(笑)。あと、撮影はメイクもほとんどしてなかったのもあるんですけど、めちゃくちゃ早くて、あっという間に終わっちゃったんです。昼過ぎには終わって、のんきにバーベキューしてましたから(笑)。ちょうど解禁されたボージョレ・ヌーボーを昇さんが買ってきてくれてたから、飲んだり。

―今年、20歳になりましたしね。で、酔っ払うとどうなるんですか?

久松 そんな酔うほど飲むことはないですけど、めちゃくちゃハッピーになります。前に「面白い酔っぱらいだね」って言われました。何かやらかしたりはしないんですけど、人にからんでいくタイプですね。

―楽しそうですね、それは。普段もお酒は飲むんですか?

久松 地元の友達と会う時は大体、居酒屋です。田舎ではないんですけど、都内から離れてるから夜はカフェもやってないし、そこしかないんですよ。周りもオジさんたちばかりなんですけど、地元の友達と話して、帰って、寝て…の繰り返しですね、今は。

―やっぱり今年は忙しかったですよね。ドラマや映画が続いて。

久松 昨年よりは忙しかったかもしれないです。今、出演している『コック警部の晩餐会』もホントに時間なかったです、撮影が深夜までとか。でも、憧れてた小島瑠璃子さんと共演できて、めっちゃ嬉しいです。

―あと、『ラブラブエイリアン』では明るい女性らしい役を演じてた一方で、『闇金ウシジマくん Season3』(以下、ウシジマくん)では表情のない役を演じたり、幅広い役柄に挑戦して。

久松 若いうちにいろんな顔を見せられたらいいなと思ってたので、いろいろ挑戦できてよかったです。「ウシジマくん」は元々好きだったし、あと今度、映画『土竜の唄 香港狂騒曲』(以下、「土竜の唄」)が公開されるんですけど、それも好きなので嬉しかったです。人身売買のオークションにかけられちゃう役なんですけど(笑)。

―また特殊な役ですね。いずれにしろ、ダークな内容ですよね。そういう作品が自分でも好み?

久松 暗い映画が好きですね~。『君の名は。』とかも観たし、普通に好きなんですけど、観るといいなとか羨ましいなとか、自分もこうだったらいいなとか欲が出ちゃうから、暗い世界のほうが自分って今、いい世界で生きてるなとか、こういう人にはならないようにしようとか思えていいんですよ。観てて安心するというか。

今年のクリスマスは初体験!

―なんだか、すごい意外ですね。女性的には青春モノや恋愛モノが好きなイメージだったので。

久松 そういう作品は絶対泣いちゃうじゃないですか、女のコは。泣くってわかってるモノをを観る時ってすごいドキドキしません? それで心が疲れちゃうから、そういう作品は余裕がある時に観るようにしてます。

あと恋愛する気持ちとかって普通に生きてれば好きな人ができるじゃないですか。でも社会の闇みたいなのは見ないとわかんないなって。自分の全く知らない世界を見たいんですよね、たぶん。

―確かに普通経験しないことに興味を惹かれるのはわかります。他に今年、印象に残ってる経験とかされましたか?

久松 この間、今度始まるBSの「久松郁実 旅いくっ! inニューカレドニア」って番組でウェディングドレス着ました! 結婚したいです、切実に! いつかできればいいなって改めて思いました。

―じゃあ料理や家事もしたり…。

久松 あ~料理もできないので、結婚するまでには頑張ります! 実家で家族と暮らしてるんですけど、できないことが多いので、ひとり暮らしとか絶対無理だと思ってます(笑)。

―家族仲がすごくいいんですよね。クリスマスや年末年始は家族で過ごすんですか?

久松 そうなんです。でも今年は違うんですよ! クリスマスは競馬です、有馬記念。中京競馬場で有馬記念のトークショーなんですよ。クリスマスにそういうイベントやるの初めてなんです。今まで何もしなさすぎて何してきたんだろうって感じだったので、楽しみなんです!

―「何してきたんだろう」って(笑)。

久松 お正月は今のところわからないんですけど、でもたぶん、初めて地元の友達と年越しできるかな。旅行しようっていう話をしているんですよ。最近は友達とイベントを楽しめてるなって気がします!

―おお、すごい嬉しそうですね、楽しんできてください! 最後に来年の目標をお願いします。

久松 今年1年、すごく充実していましたね。でも最近、ラジオなどで芸人さんと話す機会も多くて、その知識量にびっくりするんですよ。だからもっといろいろなものを吸収していって、来年もお芝居にバラエティ番組、グラビア、モデルとオールマイティに頑張ります!

―これからのさらなる活躍に期待しています! 今日はありがとうございました!

★週刊プレイボーイ52号やデジタル写真集では、久松郁実の魅力を惜しげもなく披露!

久松郁実(HISAMATSU IKUMI)1996年2月18日生まれ 東京都出身 身長165cm B83 W59 H86 血液型=O型○冠番組『久松郁実 旅いくっ!in ニューカレドニア』(BSフジ、毎週金曜23:55~)が1月6日(金)から放送開始。DVD『久松郁実 それいく! in ニューカレドニア』(ハピネット)が2月18日(土)に発売予定。ゴルフ番組『LOVE GOL2』(サンテレビ、毎週金曜23:00~/テレビ埼玉、毎週木曜23:00~)レギュラー出演中。ラジオ『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ、毎週月~木曜22:00~)も火曜レギュラーで出演。公式Twitter【@hisamatsuikumi】

(取材・文/鯨井隆正 撮影/中村昇、武田敏将[インタビュー])