写真はトップ10圏外に落ちてしまったフジテレビの山﨑夕貴アナ。2年前は10位、昨年は4位と、順調にランキングを上げていただけに意外な結果になってしまった。来年の巻き返しに期待したい!

年末恒例ともいえる、オリコン発表の「好きな女性アナウンサーランキング」。

見事、日本テレビの水卜麻美アナが4連覇を達成したが、その一方でランキング結果からある異常事態が見て取れるのだ。

それは、かつて「女子アナ王国」といわれたフジテレビの女子アナがトップ10に誰も入っていないこと。女子アナ評論家の戸部哲也氏が話す。

「昨年はフジテレビの山﨑夕貴アナが4位と大躍進したのですが、なんと今年は圏外に転落。“干物女子”をアピールして好感度を上げていたものの、結局は勝ち組のTV局員。あざとく感じられるようになってしまったのかもしれません。

人気女子アナを多数抱えていたことがフジテレビの魅力のひとつだっただけに、この結果は上層部にとってかなりショックだったはずです」

フジテレビ勢が姿を消すなか、一気に台頭してきたのがフリーアナだ。トップ10のうち、元フジテレビの加藤綾子アナが2位、元日本テレビの夏目三久アナが3位、元朝日放送の赤江珠緒アナが6位、そして元TBSの田中みな実アナが7位にランクインしている。

「ひと昔前は寿退社と同時にフリーに転身するのが一般的でしたが、今は独身の若手アナが局を後にするケースが増えている。来年のランキングでは、フリーアナがもっと台頭してくるのではないでしょうか」(戸部氏)

崖っぷちのフジテレビは、女子アナの人材育成を急いだほうがよさそうだ。