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“現代の魔法使い”落合陽一×『ギズモード』編集者・斎藤真琴「米大統領選で『正しさ』がポピュリズムに負けたっていうのはすごく悲しい」

[2016年12月27日]

“現代の魔法使い”落合陽一氏(右)と『ギズモード・ジャパン』斎藤真琴氏(左)

『週刊プレイボーイ』で短期集中連載中、“現代の魔法使い”落合陽一の「未来教室」。最先端の異才が集う最強講義を独占公開!

落合陽一をゲスト編集長に招いたこともある先鋭的なテクノロジー情報サイト『ギズモード・ジャパン』。斎藤真琴は東京大学工学部在学中からこの編集部でアルバイトを始め、卒業と同時に編集者になった。その経歴からも推察されるように、一般書から科学の専門的な文献までをカバーする読書力と高いリテラシーが斎藤の武器で、落合は初めて彼女のインタビューを受けた時の感銘をこうふり返る。

「ふつうに僕の論文を読んで来てくれたから、すごく話しやすかった」。

「編集は天職」と自負し、現在はギズモード・ジャパンのみならず、新たなデジタルカルチャーメディア『FUZE』でも活動する25歳の敏腕編集者が、「トランプ現象」を軸に、旧来のメディアに代わって大きな影響力を持つようになったソーシャルメディアの面白さと危うさ、そしてAI(人工知能)が活躍する近未来の編集職について語る。

前編に続き、白熱する今回は…。

* * *

落合 じゃあ、ポピュリズムについてどう思いますか?

斎藤 米大統領選の結果について、立場とか関係なく、超個人的に言えば、悲しいなと思います。「正しさ」ってやっぱりあって、人のことを傷つけるなとかですね。そういうものがポピュリズムに負けたっていうのは、なんかすごく悲しい

落合 あれは自らを律する心よりも、快楽的なもののほうが勝ったってことなんだよね。

斎藤 トランプの発言に傷つく人がいるとか、彼が当選することで傷つけられる人がいるとか、そういうことが明らかなのに。富裕層ならより金が儲かるとか、白人男性たちは自分のいらだちが救われるとか、少し税金や医療負担が軽くなるとか、そういう利己心に負けたんだと思います。

最後、(一部の有権者が)ウソついてたじゃないですか。世論調査で「ヒラリーに入れます」って、そこまで体裁繕ったくせに、投票ボックスの前では負けたんだなと思うと、すごく悲しい

落合 なるほどね。人間が持つ原初的な感情に従っていって、イヤなものからは目を背け、それがどんな結果を生むかというのは関係ない…っていうスタンスがポピュリズムのコアだと思うんだけど。そこはインターネットメディアの登場でだいぶ助長されてきたなあとは思っています。

斎藤 そうですね、ウェブメディアって今でもやっぱりPV主義で、正しいものよりも、人気なものが手堅く儲かる。


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