CMやドラマで大活躍! 要注目の若手女優・中村ゆりか

「電車来ないねぇ、心配だね?」。そんな言葉を美女がささやきかけてくれる『JR東日本アプリ』のCM。山手線など首都圏の電車内で流れているので「この美人は誰?」と気になっていた人も多いはず。

そのCMに出演しているのが、中村ゆりかちゃんだ。ドラマ『家族狩り』や『連続テレビ小説 まれ』に出演していた、要注目の若手女優である。19歳とは思えないほど大人っぽい彼女の素顔に迫った!

―中村さんって、第一印象ではどんな風に見られますか?

中村 大体、「大人っぽいね」って言われます。でも、仲良くなるにつれて「…実は子供っぽいね」に変わります(笑)。本性が出てきちゃうから。

―仲良くなると、どんな風になるんですか?

中村 人懐っこくなって、目上の人もちょっとからかったり…。接しやすい方だと、監督さんでもつい友達みたいに喋っちゃって、マネージャーさんに後で怒られてます(笑)。

―どんな人が接しやすいんですか?

中村 話すテンポとか、雰囲気が自分と同じような人ですね。私、お芝居をしてる時に「話す速度が遅いよね」って言われたことがあるんです。確かに、自分の頭で一回考えてから言葉にするので、テンポがゆっくりなんですよね。早く喋る役をする時は大変です。

―CMとかドラマを見てると、声も独特ですよね。高くて、ちょっと甘い感じで。

中村 自分でも声はちょっと変わってるなって思います。特に、役を演じてる時は普段よりテンションを上げてるからなのかな? 意識して高めで喋らないと、滑舌も悪くなっちゃうので(笑)。

海外でも通じる女優さんになる

―ちなみに、お母さんが台湾人で、中村さんも中国語が話せるんですよね?

中村 はい。そんなにうまく喋れないですけど。小学生の時は夏休みになると台湾のおばあちゃんの家に行って、向こうで生活してたんですよ。カートゥーンとか、おばあちゃんの好きなカンフードラマを見て中国語を覚えました(笑)。

―試しに、中国語で自己紹介してもらえますか?

中村 えー。うまく言えるかな。じゃあ…「我喜歡吃雪花」。日本語で「私は台湾のかき氷が好きです」っていう意味です(笑)。

―めちゃくちゃナチュラルな発音じゃないですか!

中村 家ではお母さんと中国語で会話したりするので。でも、お父さんは中国語がわからないので、たまにお母さんとこっそりお父さんの悪口を言ったりしてます。雰囲気でなんとなくバレるんですけど(笑)。

―家庭内の国際問題ですね(笑)。将来は香港映画や中国映画にも出てみたいって思いますか?

中村 思います。“海外でも通じる女優さんになる”っていうのがひとつの目標なので、中国語だけじゃなく、英語も少しずつ勉強してるんですよ。まだまだレベルが低いので、“いつかは”っていうくらいの夢なんですけど。

―じゃあ、2017年の目標は?

中村 この1、2年くらい、いろんな作品に出していただいて、大先輩の役者さんともお芝居をさせていただいて、いい刺激をもらえたと思います。なぜか、私は『家族狩り』の時から普通じゃない役をいただくことが多かったんですけど(ドラマ『家族狩り』では、リストカットをしたり、父親をおとしめたりする女子高生を演じた)、今年は私にとっては難しい、等身大でみんなが共感できるような役にも挑戦していきたいです。

●中村ゆりかちゃんはじめ、8人の注目美少女が登場する特集「スゴカワ2017」は『週刊プレイボーイ』3・4合併号(1月5日発売)に掲載!

(取材・文/西中賢治 撮影/佐藤裕之)

■中村ゆりか(NAKAMURA YURIKA)1997年3月4日生まれ 神奈川県出身 身長156cm 血液型=O型 ○テレビ『シャキーン!』(NHK Eテレ)、CM『富士通エフサス』『宣伝会議 コピーライター養成講座』などに出演中。