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一度も勝てないサッカー少年たちと父親の悩ましい物語に感涙の声。「勝つこと」より素直に泣けるのは?

[2017年01月06日]

「身近にあるものを題材にするのはイヤだった」と語る本多氏が、新境地で描いたものは…

人気作家・本多孝好の新作『Good old boys』(集英社)が刊行された。

これまで、特殊能力を持つ若者たちが主人公のアクション巨編『ストレイヤーズ・クロニクル』、母が詐欺師、父が窃盗犯という家族の物語『at Home』等、非日常な世界や“生と死”を巡るファンタジックなミステリーを題材にしてきた著者が今回描いたのは、ごくありふれた日常の中で、悩みを抱えながらも暮らしていく“父親たちの物語”だ。

舞台は、とある弱小少年サッカークラブ「牧原スワンズ」。なかでも小学4年生のチームは1勝もしたことがない超軟弱っぷりだったが、子供たちは仲間と一緒にボールを蹴ることを楽しんでいた。

一方、その傍らで世話を焼く父親たちは、夫婦仲が上手くいっていなかったり、諦めてしまった夢を引きずっていたりと、それぞれに苦悩を抱え…。

ある出来事をきっかけに、これまで勝敗など気にしていなかった子供たちに「勝ちたい」という気持ちが芽生え始める。そんな彼らの健気な奮闘と8人の父親たちのドラマが絶妙にリンク、チームは初勝利を手にすることができるのか? そして、父親たちは人生に希望を見出せるのか…?

不器用で頼りないけれど、どこか共感できるーーそんなリアルな父親像を描き、自らも新境地に挑んだ本多氏に話を伺った(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)。

ー少年サッカークラブに所属する小学生の息子さんをお持ちとのことで、それが本作を書き始めたきっかけになったそうですね。ご自身は金髪ヘアもすっかり定着されてますが…当初は「ウワサのお父さん」だったのでは?

本多 そうですね。息子がクラブに入ったばかりの頃は作家ということも言っていなかったし、こんな頭だったので、練習に顔を出すと「何者…?」ってザワっとしてましたかね(笑)。最初は「たぶん、美容師とかだろう」と思われていたみたいですけど、土日も顔を出していたので「土日に美容師は来ないよな」と。そうすると、お父さんの中の誰かが恐る恐る聞きにくるんですよね。

ー「これは確認しといたほうがいいんじゃないか」って(笑)。小説の中では、お父さんたちがサッカーの審判をやったり、練習の手伝いをしたりする姿が描かれていますが、やはり息子さんの練習に積極的に参加されてるんですか?

本多 行ってますよ。うちのチームは練習前に小学校の外周を走るんですけど、2年ぐらい前までは一緒に走ってました。3泊4日の夏合宿にも毎年付き合って。子供は練習が終われば終わりですけど、お父さんたちは夜の飲み会までやるから、それがまたキツくて…(笑)。私も40代ですから。

ーそれは大変…! ちなみに自分は子供の頃に何かスポーツを?

本多 野球部でしたね。ちょうど小学校5年生くらいの時に『翼くん』(『キャプテン翼』)が流行りだして、サッカー熱が高まってきた頃ではあったんですけど、私は野球でした。まあ、なんちゃって野球部ですけど(笑)。


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