第8回東宝シンデレラオーディションで、グランプリに輝いた福本莉子

日本でもっとも有名なオーディションのひとつ、「東宝シンデレラオーディション」。沢口靖子や長澤まさみ、上白石萌音など、そうそうたる女優を輩出してきた伝統あるイベントだ。昨年、約5年ぶりに開催された第8回「東宝シンデレラ」で、グランプリに輝いたのが福本莉子(りこ)ちゃん。

大阪出身の16歳。なんと、今回が初めての撮影だという…! 未来の大女優は一体、どんな女のコなのか?

―今日は20分程度の短い時間の撮影でしたが、感想は?

福本 え、20分も撮ってました…? 意外とあっという間に終わった感じです(笑)。今日はそんなに緊張しなかったです。

―初撮影なのにすごい落ち着いてますねー。インタビューの前に、読者プレゼント用のサインをいただきたいんですけど。

福本 サイン! …すみません、まだないんです。普通に名前を書いていいですか?(黒ペンで「福本莉子」としっかり記入)

―おー、なんか新鮮です(笑)。ではお聞きしたいんですが、オーディションを受けたきっかけは?

福本 友達の薦めです。「これを受けたらいいことあるよ」ってめっちゃ押されたので、受けました(笑)。自分的にはちょっと興味があるくらいやったんですけど、オーディションが進んでいくうちに、「こんなことできる経験はもうないやろな。全力でやろう」と思うようになりました。

―グランプリに選ばれた時の気持ちは?

福本 受かるとは思ってなかったので、「どうしよう」っていう不安のほうが大っきかったです。会場に見に来てた家族は「すごいやーん」って言いながら泣いてました。私は泣かなかったんですけど(笑)。

印象に残ってるのはバーベキューです(笑)

―ちなみに、オーディションで印象に残ってることはなんですか?

福本 え~っと…。バーベキューです(笑)。合宿審査が終わったあと、打ち上げ的な感じでみんなとバーベキューをさせてもらったんです。マシュマロを焼いて食べたのが一番おいしかったです。

―なんか、ピュアですねー(笑)。プロフィールの特技欄に「サッカー」と書いているけど、サッカーをやってたんですか?

福本 はい。中学生の時、部活でやってました。元々は特にサッカー好きっていうわけじゃなかったんですけど、入学した時にサッカー部の先輩が勧誘に来てくれて、「面白そうやな」って感じたので。ポジションは右サイドのミッドフィルダーでした。

―攻守ともに担う重要なポジション! 結構、上手だったんじゃないですか?

福本 いや、そんなにうまくはないと思います。でも一度、ミニゲームでハットトリックを決めたことがあるんですよ。まぐれで(笑)。

―すごい! あと、趣味が「カラオケ」だそうですが。

福本 はい。カラオケは大好きなので、友達とよく行ってます。星野源さんの歌がずっと好きで、ひと通り聴いてるので、カラオケでもよく星野さんの歌を歌ってます。あとは邦楽ロックが好きで、いろんなバンドの曲を聴いてます。

―ちょっと意外な趣味ですね。さて、オーディションに合格したばかりですが、今年の目標はありますか?

福本 うーんと、まだどんなお仕事をするのかもよくわかってないので…(笑)。できれば、これからずっと女優をやっていければいいなって思ってます。

―なるほど。やってみたい役ってありますか?

福本 サスペンスの…犯人役です(笑)。

●福本莉子ちゃんはじめ、8人の注目美少女が登場する特集「スゴカワ2017」は、『週刊プレイボーイ』3・4号(1月5日発売)に掲載!

(取材・文/西中賢治 撮影/佐賀章広)

■福本莉子(FUKUMOTO RIKO)2000年11月25日生まれ 156cm ◯2016年に行われた「第8回東宝シンデレラオーディション」で、9508人の中からGPに選ばれた