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女のコ同士のキスシーンが満載! 監督自ら主演のアイドルグループをプロデュースした『キネマ純情』の背徳感とは…

[2017年01月26日]

井口昇監督プロデュースで結成された、ノーメイクスの青春ドラマ『キネマ純情』。自主映画製作の現場を舞台に少女たちの揺れる心を描く

今、アイドル映画がアツい!?

何を今さらと思われるかもしれないが、アイドル映画といえば、愛らしい青春ドラマか悲鳴たっぷりのホラー映画が定石だったイメージも…。それがここ最近、スプラッタありバイオレンスあり、セクシー路線からSFファンタジー、さらには麻雀モノやラップモノ、百合モノまでジャンルも百花繚乱!!

そんななんでもありの中、ノーメイクスというアイドルグループを自身でプロデュースし、アイドル映画『キネマ純情』を撮った、異端の映画監督・井口 昇(いぐち・のぼる)にインタビュー。『片腕マシンガール』や『ロボゲイシャ』等で海外までマニアを獲得、ドラマ『監獄学園』でも評判となった“アイドル遣い”だが、果たして昨今のアイドル映画をどう見ているのか? その魅力とは?

* * *

―今のアイドル映画って、スプラッタ、バイオレンス、セクシーとか、すごく多彩になってきてますよね。

井口 少し前まではホラーが王道だったんです。だけど、そんなこと関係なく、もっと激しいものも多いし、最近だとアイドルが麻雀をやるマニアックな作品までありますよね。

―どうしてこういう傾向になったんでしょうか?

井口 なんと言ってもアイドルというキャラクター自体が、この10年くらいで幅広くなりましたから。ただ明るく可愛いだけじゃなく、ヘビメタやラップ、パンクを演ったり、アングラな活動をしたり、いろんなアイドルがいる。だから映像においても、カテゴリーの表現の幅が広がった。あとはやっぱり、映像の作り手やファンとの関係が変わったということですよね。共犯者みたいな関係になったというか。

―共犯者ですか?

井口 そう。自分たちのやりたいことを一緒にやってくれる存在。昔だったら、それやったらご法度(はっと)でしょ!ってこともやってくれる女神(ミューズ)が今の時代のアイドルなのかなって。

―なるほど。確かに昔のアイドルだったら、アイドルがチェーンソーを振り回して怪人を切り刻んだり、パンチラを見せてくれる姿なんて全く想像できないです。

井口 今は大手の芸能事務所じゃなく、個人がアイドルをプロデュースや運営することも増えました。その分、自由にモノを作りやすい傾向はありますよね。

―井口監督もノーメイクスというアイドルグループをプロデュースされて。

井口 元々、薬師丸ひろ子さんや原田知世さんのような80年代アイドル女優を発掘したくて。それでオーディションをやってイチからプロデュースしています。詞も書くし、イベントでは自分で司会もします(笑)。

『キネマ純情』を撮った井口昇監督

『キネマ純情』を撮った井口昇監督


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