最注目だったトヨタのヤリスWRC。ヴィッツベースに380馬力エンジン

毎年、ド派手なカスタムカーとセクシーなキャンギャルで話題の「東京オートサロン」だが、今回、それに負けないほどの注目を集めていたのがレーシングカーだった!

なかでも最注目はトヨタのヤリス(日本名はヴィッツ)WRC。トヨタが世界ラリー選手権(WRC)に参戦するのは18年ぶりなだけにファンの期待値は高く、マシンの周りは常に黒山の人だかりだった。

また、今年発売されるホンダ・NSXと、トヨタ・レクサスLC500をベースにしたGT500マシンにも熱い視線が注がれていた。

会場を見回すと、派手さを前面に押し出すスタイルは減少し、シンプルなモータースポーツ風のデザインが増えている印象。

時代は再びモータースポーツに回帰する!?

■6年ぶりに復活!3モデルを投入!「シビックTYPE Rプロトタイプモデル」この夏、6年ぶりに国内導入されるホンダのシビック。「ハッチバック」「セダン」「タイプR」が用意され、タイプRはカタログモデルに!!

シビックTYPE Rプロトタイプモデル

■ド迫力のスピンドルグリル「レクサスLC500」特徴的なスピンドルグリルはGT500のレース車両でも採用。ベース車である2ドアクーペのレクサスLC500は、この春にも発売される予定

レクサスLC500

■これでやっと正々堂々戦える!?「NSX-GT」今季のSUPER GT「GT500クラス」に投入されるホンダのNSX-GT。ベース車は2月27日から国内発売予定。やっとコンセプトの冠が取れる

NSX-GT

週プレのイチ押し、舌を巻く完成度

■週プレのイチ押し 舌を巻く完成度「NATS AMG J-class」軽のスズキ・ジムニー2台を組み合わせてつくったメルセデスのGクラス風の一台、その名もJクラス。手がけたのは日本自動車大学校の学生

NATS AMG J-class

■新型スイフトがMotoGPカラーに「スイフト レーサーRS」スズキは発表したばかりの新型スイフトに、ロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦するワークスチームのカラーリングを施した

スイフト レーサーRS

■昭和世代の心打つ赤と黒のカスタム「コペンSPORZA」1980年代に一世を風靡したダイハツのシャレード デ・トマソ風に様変わりしたコペン。昭和のおっさん世代には懐かしすぎ!!

コペンSPORZA

■ヴィッツベースに380馬力エンジン!「ヤリスWRC」モンテカルロでの開幕戦でWRCデビューを果たしたヤリス。小型車ヴィッツがベース車だが、1.6リッターのターボエンジンは380馬力以上を発揮する!!

ヤリスWRC

ヤリスWRC

(取材・文/川原田 剛 撮影/樋口 涼)