パジャマ姿の彼女が妄想ドラマで料理を作ってくれる! 今日のメニューは「ビーフシチューのオムレツ」

パジャマに着替えた彼女にごはんを作ってもらったら? そんな男の妄想を写真で叶えるミニドラマ『パジャマレシピ』。主演のお料理おねえさん・大森麻里が、朝と夜の毎回違ったシチュエーションでアナタの彼女を演じちゃいます。

彼女が語りかけてくるor彼女に語りかける…それぞれの恋愛シチュエーションをその日によって体感ーー。紹介するレシピは朝晩のメイン食材は同じでコンビニでも買えるもの。簡単&クイックメニューで料理の幅も広がって、恋愛ムードを楽しみながら女子ウケしそうな料理男子にもなれちゃうぞ! 

原宿のカフェで働く彼女。カフェで作ったまかないが美味しかったから、家でも再現したいけどビーフシチューをイチから作るのはちょっと大変かも…。そこでピンときたのが、コンビニのチルドビーフシチュー。「手抜きしてんなよ」なんてからかう、同棲3年目の彼氏Nくんの舌を彼女は納得させられる?

「休みなのに早起きじゃん」少しだけ僕は毒づいてみたけど、それは朝日に照らされた彼女の白い肌が眩(まぶ)しかったから。いつか自分のカフェを出したいと思っている彼女は、実際のところ休みの日だって料理本をめくったりして、いつだって料理の勉強に余念がない。

「コーヒー淹れてるから、冷めないうちに飲んだら?」同棲し始めて3年、ふたりでお金を貯めて休みの日ごとにアンティーク家具店を巡って、やっと見つけたお気に入りのソファに座った彼女の笑顔は、毎日見たって飽きない。

彼女のことが好きすぎて、だから…

それどころか毎日、笑顔を独占できることが嬉しくて、いつも彼女を目で追う始末だ。カフェで働いている時は、本人いわくキリッとしているらしい。でも、家で見せる無防備な姿が見られるのは僕だけの特権。

恋愛の賞味期限は3年とかいう話は、少なくとも僕にとっては関係ない。今までもこれからも、ずっと僕は彼女に恋し続ける。

「……なに?」僕の視線に気づいてふと視線を上げた時の顔は、一番好きな彼女の顔。「お腹すいた?」その顔を見て楽しんでるなんて知らない彼女は、視線に気づくと必ずこう言ってくる。中高生じゃないんだから……心の中で笑いながら僕は「そうだね」と答えて、「朝ごはん、どうする?」と聞いた。「カフェのまかないで作ったビーフシチューのオムレツが美味しかったから、家でも作ってみようかな、って思うんだけど」

余計な一言も恋愛のスパイス

キッチンに向かう彼女が手にしたコンビニのチルドを見て、僕は思わず「ビーフシチューから作ってないと手抜きなんじゃないの」なんて、憎まれ口を叩いてしまった。「そーだけど、ちゃんとオムレツは作るでしょ~。わかってないなぁ。絶対、卵とビーフシチューの組み合わせは美味しいんだから!」わかってる。だから僕はゆっくりコーヒーを飲みながら、朝ごはんができ上がるのを待ってるんだ。

■恋愛レシピ11 ビーフシチューのオムレツビーフシチュー(チルド)…1袋サラダ油…大さじ1[A]卵…2個マヨネーズ…大さじ1牛乳…大さじ2塩こしょう…少々

1.深めの皿に[A]を入れて菜箸で混ぜ合わせる。ビーフシチューはレンジで表示通りに温めておく。2.フライパンにサラダ油を熱し、Aを流し入れる。周りに火が通ってきたら、菜箸で軽くかき混ぜ、中が半熟の状態になったらフライパンの縁を使って形を整える。3.器に2を乗せ、1をかける。

出演:大森麻里 オフィシャルサイトhttps://mariomori.amebaownd.com/

撮影:唐木貴央(人物)/早川善博(料理) ヘアメイク:ユー・ケファ 編集協力:渡邉裕美 衣装協力:星柄着る毛布(3900円+税)/エメフィール http://shop.aimerfeel.jp/pc/