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『家族という病』の著者が「挫折や人の痛みがわからないと、あの辞めた都知事みたいになっちゃうのよ」

[2017年02月25日]

大ベストセラー『家族という病』に続き、下重暁子氏が刺激的な『若者よ、猛省しなさい』で伝えるものとは…

「家族や血縁は共に愛し合い助け合うもの」――そんな美化された家族像に鋭くメスを入れ、「家族とは何か」という根本的な問いを突きつけた超ベストセラー『家族という病』。

2015年3月の発売以来、多くの反響を呼んだこの話題作に続き、著者の下重暁子(しもじゅう・あきこ)氏が挑んだ新刊のテーマは“若者”だ。

そのタイトルは『若者よ、猛省しなさい』――『家族という病』同様、思わずドキッとさせられるが、自身のNHKアナウンサー時代の経験を交えながら「お金」「恋愛」「組織」「感性」「言葉」などの様々な観点から「若者とは何か?」を考察するとともに叱咤激励し、“若者のあるべき姿”を論じている本作。そこに込められた真意を伺った。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)

* * *

―(取材場所の都内某ホテルラウンジに下重さんが赤いスーツで登場)今日は赤のお召し物でいらっしゃって、かなり目を引きますね。素敵です(笑)。

下重 赤なんてめったに着ないんですけど、今日は皆さんにお会いするので頑張って着てきました(笑)。

―赤い色の服を着るだけでもエネルギーに満ちあふれるというか、若々しい気分になるような…。

下重 元気になりますよね。でも、そうじゃない時は赤を着たくはならない。絶対似合わないしね。

―昔、アメリカのプロバスケ、NBAの黒人選手がめちゃくちゃカッコイイ赤のスーツを着こなしているのを見たことがあるんですけど、オシャレからしてこの人たちの気持ちを表しているというか。

下重 オシャレは大事ですよ。私ね、大島渚監督と親しかったものですから、よく言われましたね。私はパンツルックが多いんですけど、「パンツばっかりはいて、スカートをはかないと脚が汚くなる」と。厳しかったですよ、大島さん。

―大島さんもダンディーな方で、着物を着こなしてましたよね。

下重 うちの母が亡くなった時なんか、お葬式に紫の上着を着てこられて。みんなびっくりしてましたけど、素敵でした。あと、大島さんにはパーティーの席上でも「酒は飲んでもいいが、絶対、ものを食うな」って言われて。「いくらお金を出していても、みっともない」と。それは今も守っていますね。

―今は「オシャレにお金をかけられない」という若者も多いようですが、昔の大人は、身なりや振る舞いを含めてダンディズムを目指していたところがありましたよね。

下重 そうですよ。やっぱり、身なりでもなんでも“粋(いき)がる”っていうのは、若者の特徴ですからね。今の人は“格好つける”とか、そういうのがない。「お金がない」と言っても、昔よりはあると思うけどね。昔は貧しかったですから。女なんて働くところがなくてさ。でも今はその気になれば、働くところだってたくさんあるんですよ。

―お金がないことを言い訳にしているというか。

下重 そうだと思います。私ね、今の人はラクをしたいんだと思う。でもラクをするとね、楽しいことは見つからないんですよ。「楽」という字を「たのしい」と読ませるのは、誰かが間違ったのね。服装だって、だらしない格好はラクですよ。でも、それを続けていると、だんだんダメになっちゃうのね。若いからこそ、格好つけるところがなきゃ。今からダラけちゃってどうするの。


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