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「若者よ、猛省しなさい!」と『家族という病』著者。日本人は衰えて消滅に向かっている?

[2017年02月26日]

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大ベストセラー『家族という病』に続き、下重暁子氏が刺激的な『若者よ、猛省しなさい』で伝えるものとは…

 「家族や血縁は共に愛し合い助け合うもの」――そんな美化された家族像に鋭くメスを入れ、「家族とは何か」という根本的な問いを突きつけた超ベストセラー『家族という病』。

2015年3月の発売以来、多くの反響を呼んだこの話題作に続き、著者の下重暁子(しもじゅう・あきこ)氏が挑んだ新刊のテーマは“若者”だ。

そのタイトルは『若者よ、猛省しなさい』――『家族という病』同様、思わずドキッとさせられるが、自身のNHKアナウンサー時代の経験を交えながら、「お金」「恋愛」「組織」「感性」「言葉」などの様々な観点から「若者とは何か?」を考察するとともに叱咤激励し、“若者のあるべき姿”を論じている本作。そこに込められた真意を前編記事に続き、伺った。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)

* * *

―その「媚(こ)びずに生きる」ということが一番大変なんでしょうけど。

下重 そりゃあ大変ですよ。だから、みんな一番ラクなことをしているわけですよね。

―舞台などを観に行っても、最後に必ず拍手をするじゃないですか。「なんで?」と思うことがあって。海外だったら、ダメなものにはブーイングが起こるわけで、観客が態度で評価を伝えるというものもあると思うんですが。

下重 批判精神があるかどうかも、若者か若者でないかの境目なんですよ。それがない人は若者じゃない。批判できる勇気を持てる人が若者なんです。

―勇気もそうですし、その根拠となる知識や、何か芯になるものをちゃんと自分の中に持っておかないと、意見を戦わせることはできないですよね。

下重 そうですね。それでたぶんね、強い奴に合わせて笑っている人は、そうすることで自分の立場がよくなると思ってる。でもそうじゃない、逆なんですよ。実は批判精神を持って、みんなが同調しているような場からサッと逃げたり、冷ややかに見ていたりする人のほうが上の人間は気になるんです。「あいつはなんなんだ」って。それが大事なんです。

―確かに、そういう人間のほうが目立ちますよね。どうも最近は「和を尊ぶ」とか「みんな一緒に」という精神が行き過ぎてしまっている気がするので。

下重 誰とでも仲良くなんかできるわけないじゃん。でも、だからといって喧嘩をするのにもエネルギーがいるし、疲れるから喧嘩すること自体が怖くなってるんじゃない? 今の若者は疲弊しちゃってるから、ラクなほうを選んでしまう。若者だったら喧嘩しなきゃ。殴り合いでもなんでもいいから(笑)。

―若いんだから、もっとやんちゃしていいと(笑)。ちなみに、今は反抗期がない子供も増えていると聞きます。

下重 大人になっても母親と仲良く買い物に出かけるような“ママっ子男子”が増えているみたいですね。私からすると、反抗期がなくて「尊敬しているのは親」だなんて、冗談じゃない。親は反抗すべきものなんだから。


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