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「若者よ、猛省しなさい!」と『家族という病』著者。日本人は衰えて消滅に向かっている?

[2017年02月26日]

―自分は昭和世代で、上の世代の格好よさや生き様を見てきて、恋愛においても傷つくことの美学というか、ダンディズムに憧れを持ってきたので、そういうものを下の世代にも伝えられたらと思うのですが…。

下重 伝えようとして伝わらないと虚しいですけど、虚しくても伝えるべきですよね。現実に、自分もやっぱりそういうことを失っちゃダメだと思うから。私は失ってませんよ。今だって恋をしていますし、トキメキもあります。「枯れた」なんて言ってられませんから。

―逆に年を取るほど経験が蓄積されて、泉のように内側から溢れ出るものがあって。全然、枯渇してないわけですからね。

下重 結婚なんかしなくたっていいけど、恋愛はしなきゃね。

―結婚は明治以降に植え付けられた戸籍制度に振り回されているだけなので、もっと自由に恋愛していいんですよね。まぁ今はゲスだなんだと非難も多いですが(苦笑)。

下重 私は、植え付けられてないと思っていたけど、つれあいと籍を入れちゃったから。それは大失敗だと思ってますよ(笑)。戸籍なんてものに囚われるから不倫した人が悪者扱いされてしまうけど、そんな倫理観もくだらないと思います。

むしろ、不倫こそ純愛ですから。私は近松門左衛門が好きなんですけど、心中とか不倫とかそんな話ばっかりよ。あの時代は、死をかけないと不倫なんてできなかったからね。死をかける恋愛なんて、純愛以外の何ものでもない。

近松門左衛門の言葉に「恋というもの男も女も身をかばうてなるものか」というのがあるんですけど、とても好きな言葉ですね。

―本来、恋愛はなりふりかまっていられないものでしょうしね。

下重 面倒くさい過程があって悩むものですから。それが嫌なんだったら、結婚だけすればいい。安定と社会的な信頼は得られるでしょうけど、それの何が面白いんだろうね。

―本当にそうですね。若者論に絡んで、恋愛論もたっぷり伺わせていただきましたが、次回作は不倫も含めた男女の恋愛をテーマに是非…(笑)。

下重 もう今、書き始めてますよ。

―そうでしたか! それはまた、タイトルも楽しみです。

下重 タイトルももっと刺激的にしないとね(笑)。

―今回はいろいろな意味で「猛省」しなければと思わせられました。本日はお忙しい中、ありがとうございました!

(構成/岡本温子[short cut]、撮影/藤谷勝志)

下重暁子(しもじゅう・あきこ)
早稲田大学教育学部卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、民放キャスターを経て、文筆活動に。2015年に大ベストセラーとなった『家族という病』(幻冬舎新書)ほか著書多数。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。

若者よ猛省しなさい2

集英社新書。本体720円+税


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