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電波少年の元名物プロデューサーが語る、独走『イッテQ!』視聴率25%への秘策

[2017年03月03日]

絶好調『イッテQ』のMCは内村光良。イモトアヤコはこの番組で人気者となった(世界の果てまでイッテQ! 番組H.Pより)

民放他局のゴールデンタイム平均視聴率がひと桁台と振るわないなか、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系、毎週日曜19時58分~)が、3週連続して20%超えという大台を記録した。

イッテQは、内村光良がMCを務め、イモトアヤコや出川晢朗、宮川大輔らのお笑い芸人たちが世界各地に行って、珍獣を探したり、お祭りに参加したりする“体当たり系ロケ番組”だ。TV解説者の木村隆志氏が高視聴率の理由を説明する。

「現在のバラエティは、芸人が予定調和的に笑いを取る番組が中心ですが、イッテQは予定“不”調和。お祭りのトーナメントに参加しても、いきなり初戦で敗退するなど、結果がどうなるかわからない。ある意味、ガチのドキュメンタリー番組なんです。

そして、その20分程度のワンコーナーのために1週間のロケをしたり、準備期間に1ヵ月以上も費やしたり、番組スタッフは莫大(ばくだい)な時間と労力をかけている。それがわかるから、出演するタレント側もスタッフの期待に応えようと、普段以上の力を出す。そんな相乗効果が、高視聴率につながっていると思います」

こうしたガチのドキュメンタリーで笑いをとるという手法は、かつて30%超の視聴率を記録した伝説の番組『進め!電波少年』『進ぬ!電波少年』などの『電波少年』シリーズ(1992~2003年)などで培ってきたノウハウがあるからだと木村氏は言う。イッテQの演出をしている古立善之(ふるたち・よしゆき)プロデューサーも電波少年のスタッフだった。

では、電波少年のプロデューサーだった土屋敏男氏(現・日本テレビ日テレラボ・シニアクリエイター)は、イッテQをどう見ているのか?

「10年以上も続いている番組で、視聴率も20%前後と安定している。そう簡単に数字が落ちることはないでしょう。現在の日本のバラエティ番組のなかで、視聴率25%に手が届く可能性があるのは、イッテQだけ。ぜひ狙ってほしい」

そのためには“視聴者より先に企画に飽きること”が大切だと土屋氏は言う。

「電波少年は“アポなし”に飽きて“ヒッチハイク”を始め、ヒッチハイクに飽きて、部屋の中にこもる“懸賞生活”にシフトした。そして30%にたどり着きました。だから、イッテQも新しいもので攻めていく必要がある。守りに入ると数字は急には下がらないが、ゆっくりと下がっていく。タレントさんとスタッフの信頼関係がうまく築けていて、番組の調子のいい今こそ、攻めどきだと思います」

近々、大胆な企画変更があるのか? 視聴率25%を目指して、イッテQ~!


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