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なぜ安い? 大手飲料メーカーが戦々恐々、激安“50円自販機”の裏側

[2017年03月03日]

最近は値引き販売をする自販機も増えているけど、さすがに50円での販売は珍しい

キミはこの黄色い激安自販機を見たことがある? 扱っている商品の価格は、なんと50円から! 

それもオリジナル商品だけでなく、大手メーカーの商品も多数だ。沖縄を中心に展開し、関東でも勢力を拡大していて、2年前には設置1千台という「安自販機ビジネス」で絶好調の会社が沖縄にあると聞き、その安さのヒミツを聞いてきた!

■あらゆるブランドの飲料が激安価格に!

沖縄を訪れると、やたら目につく飲料自販機がある。

ド派手な黄色のボディに、「毎日激安販売!」「さらに値下げしました!」「お得!!」といったコピーのステッカーがデカデカと貼られ、それだけでも存在感十分なのに、販売している商品群がまたインパクト大。ひとつの自販機の中にコカ・コーラ、三ツ矢サイダー、「ワンダ」「UCC」「ドトール」といったコーヒー、さらにはミネラルウオーターやお茶、ココアなど、様々なブランドのあらゆる飲料が並んでいる上、おのおのの値段が常識外れの安さなのだ。

沖縄では通常120円の缶入りコカ・コーラが100円で売られているのは序の口で、大手メーカーの缶コーヒーなどは80円や50円も当たり前という“もってけ泥棒”プライス。加えてオリジナルブランドの500ミリリットルペットボトル入り飲料は、どれも100円。そんな自販機がコカ・コーラやサントリーの自社自販機(当然すべて定価販売)と並んで設置されているのだから、まさにケンカ上等、やんのかオラ状態(笑)。

一体なぜ、驚くべき安値で大手メーカーの商品を販売できるのか? その秘密を探るべく、週プレは件(くだん)の自販機の設置・運営元である、沖縄県うるま市の株式会社ミリオンを訪ねた。

沖縄県うるま市にある本社兼倉庫

沖縄県うるま市にある本社兼倉庫

もともとは大手飲料メーカー系の自販機設置・運営会社の営業マンだったミリオンの平川隆行専務

もともとは大手飲料メーカー系の自販機設置・運営会社の営業マンだったミリオンの平川隆行専務

迎えてくれたのは、同社のビジネスの指揮を執っている平川隆行専務。イケイケな事業展開からは想像もつかない、おっとり穏やかな物腰の人物だ。まずは激安自販機を手がけるようになったきっかけから尋ねると、平川氏はこう切り出した

「私は元々、大手飲料メーカー系の自販機設置・運営会社の営業をやっていて、1992年に独立し、同じ自販機ビジネスを始めました。当初は様々なメーカー系の自販機を取り扱っていたのですが、沖縄は狭い県ですから、すぐに同業他社との過当競争になります」

しかも飲料メーカーのM&A(企業の合併・買収)が全国的に進んだ結果、街角にはわずか数メーカーの専用自販機ばかりがそこここに並ぶようになり、消費者の購買意欲もなかなか湧かない。

「そこで、少しずつでも自社オリジナルの自販機を置き、通常より安く買えるようにしようと考えたのです。外見を黄色にしたのは何より目立つし、風水でも縁起のいい色らしいですから。それに信号にたとえれば、赤はコカ・コーラ、青はサントリーやアサヒ。だったら残る黄色にしようと」(平川氏)


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