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トランプの黒幕が露わにした極右の本性--バノンの手法はいつかファシズムがきた道

[2017年03月04日]

トランプが発表した声明の問題、何が書かれてあったかではなく、何が書かれていなかったかだと語るモーリー氏

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン

就任以来、矢継ぎ早に過激な政策を実行するトランプ米大統領。それを支えているのが、異例の大出世を遂げた“極右参謀”だ。彼らがアメリカに浸透させつつある「危険思想」の正体とは?

■「すべての犠牲者に配慮した」という詭弁

去る1月27日は、国連の定める「国際ホロコースト記念日」でした。1945年1月27日、旧ソ連軍によりポーランド南部(当時はナチス・ドイツ占領下)のアウシュビッツ強制収容所が解放されたことにちなみ、2005年に制定された国際デーで、憎悪や偏見、差別感情の危険性を人類に警告することを目的としています。

ところがこの日、わずか1週間前に就任したばかりの新大統領ドナルド・トランプの言動は、控えめに言っても「相当ヤバい」ものでした。まず、トランプは次のような大統領令に署名しました。

〈シリア難民の入国を禁じ、難民受け入れプログラムを4ヵ月間停止し、さらに中東やアフリカの7ヵ国からの入国を一時的に完全に禁じる〉

ホロコーストの時代、多くのユダヤ人が命からがら外国へ逃れたことは言うまでもありません。その「記念日」に、よりによって中東などからの難民を拒否する大統領令に署名したわけです。この記念日に際し、トランプが発表した声明の内容も非常に際どいものでした。

問題は何が書いてあったかではなく、何が書かれていなかったか、です。声明をくまなく読んでも、そこには「ユダヤ人」あるいは「反ユダヤ主義」という言葉がひとつも見当たらなかったのです。

日本人には理解しづらいところかもしれませんが、国際ホロコースト記念日の大統領声明が、600万人以上が命を奪われた「ユダヤ人」や、その虐殺の元凶である「反ユダヤ主義」に言及しないのは極めて異例。“事件”といっていいほどです(昨年まではブッシュもオバマも当然のように言及してきました)。


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