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大手企業からの案内メールを装い、巧妙化するフィッシングに有効な対処法は?

[2017年03月05日]

先月は2度もマイクロソフトをかたったフィッシングメールが出回り、マイクロソフトは公式Twitterで警告を行なった。とりあえず、大手企業をかたったフィッシングメールは開封せずに即削除が鉄則。また、開封してもメールの各種リンクは踏まないようにしましょう!

 大手企業になりすまして個人情報を抜き取るフィッシングメールが増えているという。

『週刊プレイボーイ』本誌で「石川英治のホワイトハッカーなんでも相談室」を連載中のホワイトハッカー・石川英治が、その手口と見分け方を解説する!

* * *

1月末、「ご注意!! OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています」という内容のフィッシングメールが大量に出回り、マイクロソフトが「これは弊社のメールじゃありません、絶対に開かないで!!」と緊急警告する事態に……。

―つーか、そもそもフィッシングメールってどんなものなんでしょうか?

石川 応募した覚えもないのに「現金100万円が当選しました!」や「女性を紹介します!」という内容のメールが送信され、それに返信する際に個人情報を抜き出すのが定番になっています。これだけ世間で有名になっても、一向に被害は減らないのが現状です。

―海外でもこのようなフィッシングってあるんですか?

石川 海外のヤバイのですと、まずスマホに「パスワードが流出しました。対応はこちらです」とメールが来ます。誘導されたURLをブラウザで開くと、児童ポルノの動画が勝手に再生されて、スマホからシャッター音が“カシャン!”と鳴るんですよ。そのままスマホの操作ができなくなってしまうんです。

―それ、いきなりアウトじゃないですか! 完全に児童ポルノ閲覧中のセルフィーを撮られたと勘違いしますね。

石川 この状態だと被害者は親友どころか、警察にも相談できません。警察へスマホを持っていったら、逆に逮捕される可能性がありますからね(笑)。で、被害者は結局、そのサイトに書いてある対応先へ連絡して、いろいろな情報を抜かれてしまうというオチなんです。

―国内でもそーいう手口があったり?

石川 さすがに児童ポルノはありませんけど、動画の再生ボタンを押した瞬間にシャッター音が鳴って、ユーザーの不安を煽(あお)るのはありますね。


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