「演歌歌手みたいじゃない?」とピンクのスーツで会見に登場。自身の持つリーグ最年長ゴール記録(49歳5ヵ月12日)の更新はいつ?

初の50歳Jリーガーが誕生した!

2月26日、J2開幕戦は、くしくも三浦知良(横浜FC)の誕生日と重なり、ニッパツ三ツ沢球技場には、昨年平均の3倍近い1万3千人を超える観客が集まった。さらに、国内のみならずドイツやフランスなど、世界中から200人以上の報道陣も集結。

この日の試合に65分間出場したキング・カズ。10代のヤング・カズに設楽りさ子のピンナップ付きの週プレをプレゼントしたことがある本誌カメラマンは「さすがに20代の頃と比べれば年を取りましたが、ゴール前にいるだけで点を取りそうな雰囲気は、今も当時と変わらない」と、ファインダーをのぞきながら感じたという。

今後は出場のたびにJリーグ最年長出場記録を更新していくことになるが、その記録をどこまで伸ばすのか?

以前、本誌に「練習が楽しくなくなったら辞める。楽しいなら、1円でも出してくれるクラブがある限りプレーを続けたい」と話してくれたが、この日の試合後の会見では「60歳までやりたい」と新たな目標を語ったカズ。ファンからしたら、まさに50歳、60歳まで喜んで!だ。

初代チェアマン川淵三郎氏も観戦。Jリーグ20周年パーティで、当時46歳だったカズに「50歳までやれよ」と声をかけていた

(撮影/ヤナガワゴーッ!)