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20年のジョッキー生活にピリオド。武幸四郎が考える次の人生設計とは

[2017年03月10日]

20年の騎手人生でJRA通算9121戦693勝。騎手としては長身の173cm。セレモニーで騎手仲間に胴上げされ宙を舞う幸四郎

本命、穴馬かき分け、コーシローは走った。1997年3月、デビュー翌日のマイラーズカップで11番人気のオースミタイクーンに騎乗。初勝利が重賞だった。

GⅠ初勝利となった2000年の秋華賞、ティコティコタックは10番人気。03年のNHKマイルカップ、ウィンクリューガーは9番人気。6度勝ったGⅠで1番人気だったことは一度もない。

2月26日に行なわれたセレモニーで幸四郎は、「最高の形で騎手人生を終えられました」と語った。親交の深いターフライターの平松さとし氏は言う。

「兄・豊のみならず、父・邦彦氏も“ターフの魔術師”と呼ばれた名騎手。騎手の世界に飛び込むのは、並の覚悟ではなかったでしょう。以前、ポツリと『日本人が誰もいない競馬場で乗ってみたい』と言ったのが印象的でした。陽気で人懐っこい性格。調教師になっても応援してくれる人は多いはずです」

幸四郎は、来年以降の厩舎開業を予定している。コメントを求められた兄は、「みんな期待しているだろうから、幸四郎厩舎の馬に乗ってみたいと言っておきます。乗せてくれればの話だけど」とおどけてみせた。

(写真/山根英一/アフロ)


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