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【こんな会社で働きたい!】3・11のその日も「パンを焼きましょう!」ーー被災地で6年間、訪問支援を続けるパン・アキモト

[2017年03月19日]

大変な状況にありながら、被災地とパン・アキモトの信頼感が交差する濃密な日々――。

信彦部長は「僕たちはあの頃、1日16時間を働きました。近頃、長時間労働は批判の的にされがちですが、僕は社員自らが目標をもって一丸となり、一時期間の長時間労働なら否定はしません。むしろ、社員にも会社にもプラスになると信じています」と振り返る。

東日本大震災を機に、パン・アキモトは「中途半端には関われない」と毎月のように被災地を訪問している。

今年1月21日に向かったのは福島県郡山市。パン・アキモトと懇意にしているNPO法人「FUKUSHIMAいのちの水」は、毎週火曜日と土曜日に放射能汚染されていない水を求める家庭のために水ペットボトルなどを無償配布しているのだが、この日、パン・アキモトはその軒先を借りて、住民にパンを配布した。

これは全くのボランティア活動。会社の休日にしかできないので、参加するしないは社員の自由だが、必ず参加希望者が出てくるので途切れたことはない。社長と部長はほぼ毎回の参加だ。

現場に着いた社員たちはタープを組み立て、机をセットし、皿を並べ、フライヤーに油を入れ、燃料のガスに火をつける。頃合いを見て、油から揚げパンやドーナツ、メンチカツを取り出し、皿に次々と並べていくのは秋元社長の役目だ。

社員が、水を受け取りにやってくる母親や子供たちに「どうぞ、温かいうちに」と声をかける。ここでは配布だったが、各地の仮設住宅では住民と一緒にパンを揚げる「応援活動」も続けていて、パン・アキモトが来るのを楽しみに待っている人たちがいるという。だからーー。

「このボランティア活動に区切りはありません。止める理由がないから、やれる限り続けていくだけです」(秋元社長)

そんなパン・アキモトの社内でもっとも「しごかれて」成長したのは信彦部長である。


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