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トランプの側近、マイケル・フリンの辞任は「ウォーターゲート事件」の再来となるか?

[2017年03月21日]

辞任劇の争点は、フリンが独断でロシアと交渉したのか、あるいは誰かの指令があったのか、です。大統領本人の関与が明らかになれば、かつてリチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだ「ウォーターゲート事件」の再来。逆に、独断だと本人およびトランプ政権が主張し続け、それを覆すだけの証明ができなければ、「イラン・コントラ事件」のように真実は闇の中です。

1986年に発覚したイラン・コントラ事件は、当時のロナルド・レーガン政権が、武器輸出を禁じていたイランに対し極秘裏に武器を売却し、その資金の一部を中米ニカラグアの反政府ゲリラの支援に流用しようとした秘密工作。かなり複雑な話なので詳細は割愛しますが、事件の中心にいた人物は、トランプ政権におけるフリンと同じく国家安全保障問題担当補佐官を務めていたジョン・ポインデクスターと、NSC(国家安全保障会議)のメンバーだったオリバー・ノース中佐のふたりです。彼らは独断でコントラ援助を実行したと主張し続けましたが、レーガン大統領、および後に大統領となるジョージ・H・W・ブッシュ副大統領の関与が今でも疑われています。

ウォーターゲート、イラン・コントラ、そして「クレムリン・ゲート」とも揶揄(やゆ)されるフリンの辞任劇。この3つに共通するのは、汚れ仕事(ダーティーワーク)を実行する人間と大統領の間に“バッファ”があること。つまり、後になって事件が発覚しても、大統領本人は「知らぬ、存ぜぬ」を突き通せるだけの絶妙な距離があるんです。

このままフリンが“フォール・ガイ(生贄[いけにえ])”となって終わるか、それとも本丸まで追及が及ぶか。いずれにせよ尾を引きそうな事件です。

●Morley Robertson(モーリー・ロバートソン)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。国際ジャーナリスト、ミュージシャン、ラジオDJなど多方面で活躍。フジテレビ系報道番組『ユアタイム~あなたの時間~』(月~金曜深夜)にニュースコンシェルジュとしてレギュラー出演中!! ほかにレギュラーは『NEWSザップ!』(BSスカパー!)、『モーリー・ロバートソン チャンネル』(ニコ生)、『MorleyRobertson Show』(block.fm)など


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