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紗倉まなが魂を削って執筆した新作小説『凹凸』は「いろいろな意味で号泣しながら書いた」

[2017年04月02日]

まなてぃーの2冊目の小説となる『凹凸』(KADOKAWA)

CM出演やコラム執筆などアダルト女優という枠を飛び越えて幅広い活躍を続ける紗倉まなが『週刊プレイボーイ』本誌で連載中のコラム『白目むいちゃいました。』。

まなちゃんが、徒然(つれづれ)なるままに日々思うことをエッセイ風に綴(つづ)っていくコラムだが、今回は彼女の2冊目となる小説について語ってくれた。

* * *

2冊目の小説『凹凸』が3月18日に発売された。“でこぼこ”ではなく、“おうとつ”と読みます。

これまで私は「普通の家庭」ってなんなんだろうと思いながら生きてきた。普通の両親に育てられれば、普通の家庭になるのか。そうしたら自分も普通の娘になったのか。そもそも“普通”ってなんなんだろう、と。

その疑問が今回の『凹凸』を書く際に最大の軸になったし、母性と父性について改めて考えさせられることになった。

母性というのは、とてもわかりやすいものだと思う。母親は「産んで育ててくれる人」だからだ。じゃあ、父性とは、父親の存在意義とは…!?

両親に対して抱く疑問は、自分が親にならないとわからないかもしれないし、親になってもわからないかもしれない。父性、それと対極する母性、そこを掘り下げていった結果、『凹凸』という形でまとまった。

今回の『凹凸』というタイトルは、処女小説『最低。』を書き終わる頃にすでに思いついていた。凹凸。でことぼこ。互いに埋め合わせるようなこの形は、母性と父性? それとも女と男? もしかしたら、私ともうひとりの私、なのか。タイトルに突き動かされるように書くのは生まれて初めてで、とても新鮮な感覚だった。


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